弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2014年 02月 03日 ( 1 )

医学博士・元医学部助教授ががん未承認薬「カルチノン」投与容疑で逮捕される(報道)

NHK「がん未承認薬投与容疑で逮捕」(2014年2月3日)は,次のとおり報じました.

「大学の医学部の元助教授らが、自分で作ったがんの治療に効くとする未承認の薬を、医師免許がないのに患者に投与していたとして医師法違反などの疑いで警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは杏林大学医学部の元助教授で東京・八王子市の医薬品製造販売会社の社長、××××容疑者(74)と会社の取締役を務める73歳の妻です。
警視庁の調べによりますと、××元助教授らは、医師免許を持っていないのにがんの治療薬として自分で作った「カルチノン」という未承認の薬を、おととしから去年にかけて79歳の男性患者ら3人に合わせて52回にわたって注射したなどとして、医師法違反と薬事法違反の疑いが持たれています。
患者のうちの1人はおよそ1年間、投与を受けましたが、その後、がんで死亡したということです。
これまでの調べで、××元助教授は9年前に大学を退職するまで医学部に在籍し、獣医師の免許は持っていましたが医師免許はなかったということです。××元助教授は、「カルチノン」について自分のホームページで未承認の薬と認めたうえで、「私のカルチノンによる治療こそが本当の癌の免疫治療薬です。安心して下さい」と主張していました。
調べに対して、××元助教授は容疑を認めたうえで「医師と名乗ったことはないが、医師と思って注射を頼んだ人はいたかもしれない」と供述しているということです。
警視庁は、平成22年からの3年余りで1770本分のカルチノンを販売し、3000万円を得ていたほか、患者30人に注射していたとみて調べています。」


やっと逮捕まで,きましたね.
真相解明を期待します.

弁護士 谷直樹

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by medical-law | 2014-02-03 22:39 | 医療事故・医療裁判