弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2014年 12月 07日 ( 1 )

自称クリニック顧問が弁護士法違反で逮捕

読売新聞「弁護士でないのに示談交渉、女「謝罪しただけ」」(2014年12月7日)は,次のとおり報じました.

「岐阜県警岐阜羽島署は6日、弁護士資格がないのに報酬を得る目的で示談交渉を行ったとして、愛知県一宮市高田、自称クリニック顧問××××(50)、同所、無職△△△△(69)両容疑者を弁護士法違反の疑いで逮捕した。

 発表によると、両容疑者は今年3月2日と同30日、岐阜県内の開業医の男性(64)から患者とのトラブルに関して示談交渉を依頼され、「医療トラブルを扱う者だ。穏便に済ませてほしい」などと示談交渉を行った疑い。

 調べに対し、××容疑者は「顧問として報酬は受け取っているが、謝罪をしただけだ」と容疑を否認し、△△容疑者は「知らない」と容疑を否認している。」


弁護士法第72条は,「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」と規定しています.
相談者から,最近,医療側を代理して弁護士ではない者から連絡があった,という話をきくことがあります.
クレーム対応の延長線で示談交渉もというようなことは結構あるのかもしれません.


谷直樹

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by medical-law | 2014-12-07 19:48