弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2014年 12月 09日 ( 1 )

福岡地裁小倉支部平成26年12月9日判決,子宮頸癌ワクチン注射の位置不適正に因る関節炎で約760万円支払命令

産経新聞「注射位置ミスで関節炎 北九州市に賠償命令」(2014年12月9日)は,次のとおり報じました.

「北九州市立八幡病院(同市八幡東区)で子宮頸がんワクチンを接種した際、誤った位置に注射されたため関節炎になったとして、市内の50代の女性が約1560万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁小倉支部は9日、市に約760万円の支払いを命じた。

 判決で足立正佳裁判長は、注射を左肩の適正な位置よりおよそ3センチ高い場所にされ、ワクチンに含まれる成分が左肩の関節炎を誘発したと認定。「注意義務違反があった」と判断した。

 判決によると、女性は平成22年、医師から子宮頸がんワクチンを注射された。左肩に違和感を抱き、6日後に別の病院で診察を受けたところ、炎症が認められた。症状は現在も残っている。

 北九州市の北橋健治市長は「内容を精査して対応を検討する」とのコメントを出した。」


 詳細は,九州合同法律事務所のブログ「子宮頸がんワクチンサーバリックスの誤接種事件ほぼ完全勝訴」(久保井摂先生ご執筆)をご覧ください.

ところで,NPO法人患者の権利オンブズマンは,「子宮頸がんワクチンに関する本当のQ&A」市民大学を2,015年1月25日に,福岡市の天神チクモビル5階大ホールで開催します.

薬害オンブズパースン会議事務局長で弁護士の水口真寿美さんを講師に迎え、子宮頸がんワクチンの被害について考えます。

日 時:2015年1月25日(日)13時〜16時(受付開始12時30分〜)
会 場:天神チクモクビル5階大ホール
参加費:一般1,000円・学生(中・高・大学生)300円・会員500円
定 員:100名
申込先:NPO法人患者の権利オンブズマン事務局
TEL/092−643−7579 FAX/092−643−7578

詳しくは、チラシ(PDF)をご覧下さい。


谷直樹

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by medical-law | 2014-12-09 23:09 | 医療事故・医療裁判