弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2014年 12月 12日 ( 1 )

医療事故調査制度の施行に係る検討会第3回会議

医療事故調査制度の施行に係る検討会(第3回)が昨日(2014年12月11日)開催されました.

「第3回医療事故調査制度の施行に係る検討会 資料」はコチラ

とくに下記の資料は重要です.

資料1-1:これまでの議論を踏まえた論点について(医療事故発生時の報告)(PDF:218KB
資料1-2:これまでの議論を踏まえた論点について(医療機関が行う医療事故調査)(PDF:195KB
資料1-3:これまでの議論を踏まえた論点について(センターが行う整理・分析)(PDF:113KB
資料1-4:これまでの議論を踏まえた論点について(センターが行う調査)(PDF:194KB

事故調査の成果として,原因分析と再発防止は報告書に記載すべきでしょう.
それに対し,「秘匿性」が担保されることを重要視する意見もありますが,それで公正な調査が行われ得るのでしょうか.
「秘匿性」を重視する考えには,訴訟に利用されるとなると本当のことがでてこない,という発想があるように思います.しかし,そもそも,賠償責任を負うべき事案であることを秘匿することが正しいのか,考えてみる必要があるのではないでしょうか.
無くすべきは,「医療過誤」であって,「医療裁判」ではないはずです.

【追記】

(m3.com「医師への懲罰、回避できるかが最大の焦点  事故報告書を端緒に警察捜査は4%」とのデータも」(橋本佳子編集長2014年12月12日)は、詳細に会議の模様を伝えています.

谷直樹

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by medical-law | 2014-12-12 08:59 | 医療事故・医療裁判