弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2014年 12月 19日 ( 1 )

レーシック手術で後遺症患者ら,品川近視クリニックと錦糸眼科を集団提訴(報道)

朝日新聞「二つの眼科に損害賠償求め提訴 レーシック手術患者ら」(2014年12月17日)は,次のとおり報じました.

視力回復のレーシック手術で目に不具合が残ったなどとして、「品川近視クリニック」と「錦糸(きんし)眼科」で手術を受けた全国の12人が、眼科を運営する二つの医療法人社団(いずれも東京都港区)に計約8千万円の損害賠償を求める訴えを17日、東京地裁に起こした。

 同手術はレーザーで角膜を削って視力を矯正するもの。訴状によると、12人は2006~13年に手術を受けた結果、物がはっきり見えなくなったほか、強度の目の疲れや痛み、目が乾燥するドライアイの長期化などの症状が出た。二つの眼科で、学会が定める指針に反する角膜の削りすぎがあったと主張。手術によるデメリットの説明も事前になかったと訴えている。

 弁護団は21日午前10時~午後5時、手術による健康被害について無料の電話相談(03・6869・6176)を受け付ける。

 品川近視クリニックと錦糸眼科はいずれも「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。」


読売新聞「「レーシック手術で後遺症」、患者12人が提訴」(2014年12月17日)は,次のとおり報じました.

「レーザーで角膜を削り視力を矯正するレーシック手術を受けた患者12人が17日、「十分なリスクの説明がないまま手術が行われ、後遺症が生じた」などとして、2クリニックを運営する医療法人社団に計約8000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴えたのは、首都圏や九州に住む30~60歳代の男女で、2006~13年、品川近視クリニック(東京都千代田区)で手術を受けた10人と、錦糸眼科(港区)で手術を受けた2人。

 訴状などによると、原告側は品川近視クリニックについて、過剰な矯正によって目の疲労や痛みなどが生じる可能性があることを十分説明しないまま、手術を行ったと主張。錦糸眼科については、日本眼科学会の指針が示す角膜切除の限度基準を逸脱したとしている。

 レーシック被害対策弁護団には、他の医療機関の患者も含め、計174件の相談が寄せられており、今後、追加提訴する方針。

 クリニック側は「訴状が届いていないのでお答えできない」としている。」


ガイドライン違反(-6D以上の手術),説明義務違反の事案は,まだまだありそうですね.
被害に遭われたと思われる方は,12月21日に上記電話にかけてご相談されることをお奨めいたします.


谷直樹

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by medical-law | 2014-12-19 00:24 | 医療事故・医療裁判