弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2015年 01月 11日 ( 1 )

第一三共の米法人が反キックバック法違反で3900万ドル(約46億円)支払い

朝日新聞「第一三共の米法人、リベートの疑い 医師らに講演料名目」(2015年1月10日)は,次のとおり報じました.
 
「米司法省は9日、第一三共の米法人が自社の製品を処方してもらおうと医師らに違法なリベートを支払っていた疑いがあり、解決のため3900万ドル(約46億円)を米政府などに支払う和解で合意したと発表した。和解の条件として、第一三共は米厚生省との間で、内部のコンプライアンス改革を進めるという覚書も交わす。

 司法省によると、第一三共は2004年から11年にかけて、医師らを豪華な夕食会に招くなどしたうえで、講演料の名目でリベートを支払っていた疑いがあるという。医師が事務所で自らのスタッフだけに話していたような場合でも払っていたらしい。

 リベート支払いの疑いは、第一三共の元営業担当の内部告発によって判明した。米政府に支払われる額のうち、610万ドル(約7億3千万円)はこの元営業担当が受け取る。(ニューヨーク=中井大助)」


第一三共は,日本国内では,むしろ他社より厳しい社内基準を作り対応していたように思います.それでも,このようなことがあったということは,日本の製薬業界の接待営業傾向には根深いものがあるということなのでしょう.


谷直樹


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by medical-law | 2015-01-11 00:24 | コンプライアンス