弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2015年 01月 28日 ( 2 )

山口大学医学部附属病院,CT検査で腫瘍を認識していたのに伝えなかったとして提訴される(報道)

産経新聞「説明怠り後遺症」と山口大病院に賠償請求」(2015年1月28日)は,次のとおり報じました.

「山口大病院(山口県宇部市)が病状の説明を怠ったため治療が遅れ、後遺症が出たなどとして、宇部市に住む60代女性が約6300万円の損害賠償を病院に求めて提訴した。訴状によると、同病院は平成24年9月、CT検査で骨盤内に腫瘍があると認識していたのに伝えず、約1年後に手術を受けたものの、後遺症が出たとしている。」

一般に,CT検査は,骨盤内に腫瘍があるか否かを調べるためには普通行わないでしょうし,CTでは腫瘍自体の描出は難しいと思います.医師はCT検査で骨盤内に腫瘍があると認識していたというのですが,具体的な事案が報道からはよくわかりません.


谷直樹

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by medical-law | 2015-01-28 18:19 | 医療事故・医療裁判

最高裁,「結婚もせんでこんな所で何してんの。親泣くで」等の発言で出勤停止懲戒処分の適法性判断へ

報道によると,大阪の観光施設運営会社で部下の女性に対してセクハラ発言を繰り返したとして出勤停止の懲戒処分を受けた管理職の男性2人が会社に処分の取り消しを求めた裁判で,地裁は請求棄却としましたが,高裁が,女性が嫌がっていることを認識していない,処分が重いとの理由で 処分を取り消したため,会社が上告し,平成27年1月22日に最高裁判所で弁論が開かれたとのことです.平成27年2月26日に判決が言い渡されるそうです.

報道によると「結婚もせんでこんな所で何してんの。親泣くで」等の発言があったそうです.
親から言われるのはやむを得ないとしても,他人からは言われたくない発言です.

セクハラ発言に対する出勤停止の懲戒処分の適法性について,最高裁の判断が下されることになります.
注目です.


谷直樹

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by medical-law | 2015-01-28 08:45 | 司法