弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2015年 03月 14日 ( 2 )

第10回がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会

3月13日に開かれた第10回がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会で,群馬大病医学部附属院,東京女子医科大学病院,千葉県がんセンターの指定更新が保留となり,最終的な判断は厚労相にゆだられました.
これら3医療機関は,医療事故が相次ぎ,医療事故を防止する有効な体制が構築されていなかったことが考慮されたものと思います.

  谷直樹

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by medical-law | 2015-03-14 04:46

逮捕される弁護士たち

今週,弁護士が逮捕されるという報道が相次ぎました.

横領の容疑で,札幌弁護士会所属の弁護士(56歳)が逮捕されました.相続財産管理人として預かっていた現金300万円を着服した疑いです.余罪も調べられているとのことです.
働き盛りの50代の弁護士がお金に困っていたとすれば,それは異常な事態と思います.また,どんなに困っても,他人のお金に手をつけるなんて,できることではありません.

自動車運転処罰法違反(過失傷害)の容疑で,第一東京弁護士会所属の弁護士(36歳)が逮捕されました.横断歩道を渡っていた86歳の女性を午前5時25分頃にはねたことは認めているそうです.呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されており、道交法違反(酒気帯び運転)容疑でも調べると報じられています.
弁護士は,徹夜で書面を作成することの多い職業ですが,朝まで仕事をしていたときは(帰るとすれば)タクシーで帰るでしょう.ましてすこしでもお酒を飲んでいたら絶対に運転しないでしょう.そもそも,弁護士は,私を含めお酒を飲まない人が多いように思います.

強要未遂および証人等威迫の容疑で,第一東京弁護士会所属の弁護士(52歳)が逮捕されました.被害者の20代女性や母親などに被害届を取り下げるよう迫った疑いです.否認しているそうです.
弁護士は,弁護人として,加害者にできるだけ示談金を用意してもらい,被害者に示談が成立するよう働きかけるのが普通です.「強談威迫の行為」はありえません.

未だ容疑事実が認定されたわけではありませんが,このような報道に接するのは非常に残念です.

弁護士職務基本規程は次のとおり定めています.

(前文)
弁護士は、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とする。
その使命達成のために、弁護士には職務の自由と独立が要請され、高度の自治が保障されている。
弁護士は、その使命を自覚し、自らの行動を規律する社会的責任を負う。
よって、ここに弁護士の職務に関する倫理と行為規範を明らかにするため、弁護士職務基本規程を制定する。

1 弁護士は、その使命が基本的人権の擁護と社会正義の実現にあることを自覚し、その使命の達成に努める。
2 弁護士は、職務の自由と独立を重んじる。
3 弁護士は、弁護士自治の意義を自覚し、その維持発展に努める。
4 弁護士は、司法の独立を擁護し、司法制度の健全な発展に寄与するように努める。
5 弁護士は、真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を行うものとする。
6 弁護士は、名誉を重んじ、信用を維持するとともに、廉潔を保持し、常に品位を高めるように努める。
7 弁護士は、教養を深め、法令及び法律事務に精通するため、研鑽に努める。
8 弁護士は、その使命にふさわしい公益活動に参加し、実践するように努める。



  谷直樹

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by medical-law | 2015-03-14 00:43 | コンプライアンス