弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2015年 04月 29日 ( 2 )

国立大学附属病院長会議,大学病院の医療における「医の倫理」について

国立大学附属病院長会議は,以下のとおり「提言」をまとめ,公表すると発表しました.

 「○ 大学病院の医療における「医の倫理」について
昨今、大学病院において、診療に関わる「医の倫理」の欠如が起因と思われる事例があり、患者・ご家族に多大なご迷惑をお掛けするとともに、国民に対して不安を与えているため、国立大学附属病院長会議として「医の倫理」に係る教育、診療における患者人権保護の管理体制について、社会へ説明する責任があると考え、今後「提言」を取りまとめ、公表する予定です。」
(国立大学附属病院長会議のサイトより)

群馬大学医学部附属病院の件を受けてのことと思います.
群馬大学医学部附属病院の遺族側の声もよく聞いて,実効的具体的な「提言」をとりまとめることを期待いたします.

谷直樹


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by medical-law | 2015-04-29 20:45 | 医療事故・医療裁判

医療保険制度改革関連法案,衆議院本会議可決

「持続可能な医療保険制度等を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案」(医療保険制度改革関連法案)が,2015年4月24日に厚生労働委員会で可決され,4月28日に衆議院本会議で可決されました.
問題点についての討議が十分なされないまま,一括法案ということで拙速に可決された感があります.

なお,薬害オンブズパースン会議のサイトには「患者申出療養」に関する見解が公表されています.
「患者申出療養(仮称)への疑問と問題点」として次の7点をあげています.
 「1)例外措置にふさわしい対象患者の限定はあるか
  2)このシステムで安全性・有効性のチェックは本当に可能なのか
  3)エビデンスの質の確保や利益相反の管理はできるのか
  4)「患者申出」によるとあるが、誘導ではない本当の意味でのインフォームド・コンセントは可能か
  5)薬害を予防し、事後検証できるシステムとなっているか
  6)将来の承認への道筋はついているか
  7)未承認薬の適正な価格決定への手立ては明確になっているか」


谷直樹


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by medical-law | 2015-04-29 09:37 | 医療