弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2016年 03月 28日 ( 2 )

日本外科学会,群馬大学医学部附属病院第一外科でも平均の約4倍の高率だった(報道)

読売新聞「群馬大病院、第一外科も高死亡率…肝臓手術」(2016年3月27日)は,次のとおり報じました. 

 「群馬大学病院第二外科(前橋市)で、手術後に患者の死亡が相次いだ問題で、日本外科学会による死亡症例の調査結果が明らかになり、第二外科の肝臓手術の死亡率が全国平均の約10倍に上っていただけでなく、第一外科でも平均の約4倍の高率だったことが、26日わかった。

 高難度の膵臓手術では、第一、第二とも死亡率は平均の約2倍。診療記録の不備も共通しており、第二外科にとどまらない深刻な問題が浮き彫りになった。

 同学会は、群馬大が設置した第三者による調査委員会に委託され、第一、第二外科で2007年度から8年間の肝臓や膵臓など消化器の手術を対象に調査。死亡した患者のうち50人については診療内容を精査した。

 その結果、肝臓手術については、第二外科の死亡率が11%と極めて高かっただけでなく、第一外科も4%に上った。膵臓手術については、膵臓と十二指腸を切ってつなぐ高難度手術の場合、両科とも死亡率は5%を超えていた。」


調べれば調べるほど衝撃の事実がでてきます、
どのようなことが原因でこのような事態が生じたのかを検証し再発防止につなげていただきたいと思います、


谷直樹


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by medical-law | 2016-03-28 23:45 | 医療事故・医療裁判

兵庫県立加古川医療センター,医療器具滅菌せず患者に使用(報道)

産経新聞「適切な滅菌せずハサミ、ピンセット使用 兵庫県立加古川医療センター」(2016年3月24日)は,次のとおり報じました、

「適切な滅菌がされていないハサミやピンセット計16本を2月末から3月上旬にかけて使用したと兵庫県立加古川医療センターが24日、発表した。使用した可能性のある患者は52人。健康被害は出ておらず、感染の恐れはないとしている。

 センターによると、滅菌は業者に委託。超音波洗浄と高温乾燥はしていたが、パック包装後の高圧蒸気滅菌をしておらず、業者が滅菌済みと思い込み納入した。高圧蒸気滅菌済みの器具は包装パックに表示された文字の色が変わるが、現場でも確認が不十分だった。

 患者52人に状況説明や体調確認を実施。チェックシートの使用や滅菌を確認するテープを貼ることで再発を防止するという。」


依頼した業者がきちん滅菌していると思い確認しなかったのでしょうが,医療ではつねにミスはあっるものとして確認が必要です、

谷直樹


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by medical-law | 2016-03-28 23:24 | 医療事故・医療裁判