弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

カテゴリ:医療( 783 )

2010年の医療事故届け出件数は減少,送致件数も減少

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◆ 警察に届けられた件数

警察庁のまとめによると,
2010年に届け出された件数は141件.
(ピークは2004年で,255件)
2008年以降3年連続で減少とのことです.

内訳
「医療関係者等の届出等」105件.
「被害関係者等の届出等」24件.
「その他」(報道記事からの情報入手など)12件.

◆ 検察に送致された件数

2010年に立件送致された件数は75件.
(ピークは2006年で,98件)

医療事故等の警察への届出数、3年連続で減少」ご参照

医療事故自体は減少している印象はないのですが...

谷直樹
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by medical-law | 2011-05-08 00:15 | 医療

医師が知らない有病率2~5%の病気,RLS

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◆ レストレスレッグス症候群(RLS)

レストレスレッグス症候群(rest-less legs syndrome),別名「むずむず脚症候群」,別名「下肢静止不能症候群」の有病率は2~5%で,日常生活に支障をきたす患者は日本で約200万人,といわれています,

レストレスレッグス症候群(RLS)の診断基準は,次のとおりです.
1. 脚を動かしたいという強い欲求が不快な下肢の異常感覚に伴って,あるいは異常感覚が原因となって起こる
2. その異常感覚が,安静にして,静かに横になったり座ったりしている状態で始まる,あるいは増悪する
3. その異常感覚は運動によって改善する
4. その異常感覚が,日中より夕方・夜間に増強する

◆ 医師の認知度

睡眠専門医,神経内科医を受診すると,鑑別診断ができるのですが,そもそもレストレスレッグス症候群(RLS)を知らない他科の医師は,睡眠専門医,神経内科医を紹介することがありません.

最近でこそ或る程度知られるようになってきましたが,医師の認知度は未だ十分ではありません.
そのため,整形外科,一般内科,精神科などを受診して,見逃されたり,不眠症や他の病気だと診断されたりして,十分な治療を受けられないこともあります.

ここには,「整形外科や内科を転々と受診しても診断がつかなかった症例」が紹介されています.

「数年前から、夕方になると、足がしびれたような感覚を感じるようになった。この感覚は最初は気にならなかったが、しばらくすると毎日起こるようになり、感覚の起こる場所が移動したり、痛みやかゆみを伴ったりすることもあった。Cさんは友人の勧めで、近くの整形外科を受診したが、腰のX線撮影とシップの処方がされただけで症状は治らず、再診しても「精神的なものだろう」というだけで医師にとりあってもらえなかった。
(中略)
Cさんは仕方なく仕事を続けていたが、症状がひどくなり眠れないことが多くなった。このため、今度は近くの内科医を訪れたが、症状についての問いかけはなく、診断名も告げられず、「睡眠薬を出しておきますから」の一言で診察は終わった。はじめのうちは睡眠薬が多少効いて眠ることができたが、徐々に効果がなくなってきた。
そのうちに症状は少しずつ進行し、夕方から手もしびれるような気がしてきた。足の方も屈伸したり、ときには起き上がって歩き回ったりして症状を抑えようとしたが、夜中まで寝つくことができず、これでは会社に行けなくなると不安になり、思い切って整形外科を再受診した。しかし、このときも頚椎のMRIを撮られたあと、異常なしといわれた。」

Cさんは,その後,睡眠障害外来を受診し,RLSの診断がつき,適切な薬物療法により,症状が改善しました.

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by medical-law | 2011-05-03 22:45 | 医療

医師が患者に勧める治療法は,医師が自分が患者になったときに選択する治療法と同じなのでしょうか?

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医師が患者に勧める治療法は,医師が自分が患者になったときに選択する治療法と同じなのでしょうか?

この点についての,デューク大学(ノースカロライナ州)のPeter A. Ubel博士の調査が,「Archives of Internal Medicine」4月11日号に掲載された,とのことです.
(ヘルスデージャパン「医師自身に対する治療選択肢は患者へのアドバイスとは異なることが多い」ご参照 ※ ただし,この標題は適切ではないでしょう.「多い」と言えるかは疑問です.)

◆ 第1の設例

Aは死亡率が高いが副作用が生じる可能性は少なく、Bは死亡率は低いが副作用が生じる可能性は高い,という場合,自分にはAを選択する医師は37.8%ですが,患者に対してAを選択する医師は24.5%であった,とのことです.
つまり,13.3%の医師は,自分については副作用を嫌って死亡率の高い方を選びながら,患者には死亡率が低い方を勧める,というわけです.わかる気がします.

◆ 第2の設例

新たな鳥インフルエンザによる死亡率は10%で,患者の30%が平均1週間入院する,治療を行うと有害事象の割合は半減するものの1%が死亡し4%に永続的な麻痺が生じる,というものです.「10%の死亡率」か「1%の死亡率+4%の永続的な麻痺が生じる可能性」の選択です.
この場合,62.9%が医師が自分については治療よりもインフルエンザに耐えることを選択するが,患者に治療しないよう勧める医師は48.5%に過ぎなかった,とのことです.
14.4%の医師は,自分の場合の選択と患者へ勧める選択が一致しません.

◆ まとめ

Ubel博士は「医師も患者もアドバイスは思うほど中立的でないことを認識しておく必要がある。よりよい方法は、医師と患者の双方が患者にとって重要なことについて議論を重ねることである。また、自身の金銭的利害や専門性、治療法などに対する医師側のバイアス(偏見)があるために、悪いアドバイスを与えることが多いという懸念もある」と述べている,とのことです.

自分の場合の選択と患者へ勧める選択が一致する医師の方が多いのですが.一致しない医師も結構いるわけです.
複数の選択肢がある場合,患者は,専門家である医師の推奨する選択肢を選ぶことも多いと思いますが,その医師の推奨はそのようなものと考えて,判断する方がよいでしょう.

自分の場合の選択と患者へ勧める選択が一致しなくても,それぞれの選択肢について的確に説明した上で,選択肢を勧めた場合は,説明義務違反にはならないでしょう,

なお,上記とは異なり,選択肢を全く説明していない,的確に説明していないなどの場合は,説明義務違反の問題が生じます.

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by medical-law | 2011-04-28 06:26 | 医療

患者のリクエストと医師の処方

b0206085_22352249.jpg投薬には専門的な知識が必要ですが,患者が医師に特定の薬をリクエストすることも多くなっているようです.

患者にも薬についての情報が伝わり(情報が正しくない場合もあるでしょうが),自分の治療を医師まかせにしない人もしだいに増えているようです.

もちろん,医師が医学的に不適切な薬を処方した場合,いくら患者のリクエストだったと言っても,責任を免れるものではありません.
また,医師が,患者からのリクエストを退け,医学的に適切な薬を処方する場合でも,患者によく説明して患者の理解を求めることは当然必要です.患者が納得しないと,その薬を飲まないなどの事態も考えられ,治療のための説明義務が肯定できるからです.
医師が,実際にどのように対応しているのか,以下の調査があり,実態が判明しました.

◆ メドピアの調査

メドピアが,平成23年4月14日~17日,調査(有効回答1396人)したところ,患者から薬のリクエストを受けた経験のある医師は88%だった,とのことです.

リクエストに「必ず」または「できるだけ」応える医師は66%で,それら医師からは,医学的に容認できないケースを除き,患者の要望に応えることでコンプライアンスや患者とのコミュニケーションの円滑化につながるとの声が多かった,とのことです.

「自分の処方方針を優先している」と回答した医師は22%で,それらの医師は,よく患者に説明して理解を求めていく,とのことです.

リクエストは受け付けないという医師は6%で,それらの医師は処方は医師の責任の下で行うべきとの考えが強かった,とのことです.

◆ ミクス編集部の調査

ミクス誌編集部が株式会社アンテリオの協力を得て調査(回答133人)したところ,80%の医師がリスクエストを受けた経験があり,リクエストを肯定的に受け止めていた医師は2割弱、半数以上の医師は「どちらともいえない」という結果だった,とのことです.

(以上,ミクス「患者から薬剤リクエスト受けた経験あり 医師の9割 約7割は対応」 「患者の処方銘柄指定 効き目の良さに加え口コミも影響 本誌医師調査で」ご参照)

写真は,岡本太郎氏作『歓心』です.

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by medical-law | 2011-04-25 22:38 | 医療

親知らず

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事務局Hです.
最近,下の親知らずが痛みます.
以前歯科でレントゲンを撮ってもらったところ,歯茎の中で完全に歯が寝てしまっているとのことで,
抜くなら,歯茎を切開して親知らずを割りながら抜くしかない,と言われ,気が引けています.
歯並びも気になるところですので,早く親知らずを抜いて,歯列矯正をしたいなとも思うのですが・・・
成人の矯正は難しいよ,と谷先生は言います.

さて,親知らずといって思い出すのが,CHATMONCHY(チャットモンチー)という女性3人組バンドの「親知らず」という曲です.

“親知らずが生えてきたよ 怖いから歯医者には行かない"
という歌詞で始まる曲で,親元を離れて暮らす女の子が,親知らずが生えてきたことをきっかけに家族を想い.その気持ちを歌った内容になっています.

私自身,大学入学と同時に親元を離れましたので,歌詞の随所に共感できる部分があり,
少し心細いときにこの曲を聴くと,泣きそうになってしまいます.
一緒に暮らしているときは喧嘩ばかりでしたが,離れて暮らすようになってから,家族の温かさを強く感じるようになりました.

“たまに帰ればご馳走 もう子供じゃないのにね
 ああ だけどやっぱり あなたの子でよかった”

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by medical-law | 2011-04-15 18:41 | 医療

「大震災時の薬物療法の注意点」

NPO法人医薬ビジランスセンターの『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No142に,「大震災時の薬物療法の注意点」が載っています.

「継続を要する薬剤はあるとしても、急を要しない薬剤、中止可能な薬剤を知っておく必要があるでしょう。また、この時期には中止しないと危険な薬剤があります。薬剤が流されて、何日か服用できず離脱症状を起こす可能性のある薬剤(睡眠剤、安定剤、抗うつ剤、ステロイド剤)、食糧不足のために薬剤を服用していなくても血中濃度が上昇しうる危険な薬剤もあります(抗精神病剤など)。さらには、急場にどうしても必要があって一時的に使用したとしても、安定剤や睡眠剤など依存に陥る可能性のある薬剤は、不要になればできる限り早く離脱を考える必要があります。一時中断後、再開に際して、特に注意を要する薬剤もあります(抗うつ剤、リファンピシン、甲状腺ホルモンなど)。これらの薬剤を区別しておくことが非常に重要と考えます。」
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リンク先で,詳細を確認してください.

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谷直樹
by medical-law | 2011-03-21 09:22 | 医療

小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性検討するも持ち越し

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今日3月8日,「平成22年度第11回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会及び第2回子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会(合同開催)」で小児用肺炎球菌ワクチン,ヒブワクチンの安全性について検討されました.

今日の検討会の結論は,保留です.2週間後の次回検討会に持ち越しです.接種見合わせは継続とのことです.
因果関係が認められない,という報道も一部ありますが,「因果関係がない」という意味ではなく,「因果関係があると言える症例はない」という意味です.
心疾患などの基礎疾患がある場合は,十分な注意が必要とのことです.

厚生労働省のホームページに5例目を含めて上記検討会に配布された詳細な資料が載っています.

【追記】
その後の検討会で,同時接種で亡くなった7例は「ワクチン接種と直接的な明確な因果関係は認められない」と結論づけられ,4月1日から接種再開となりました.

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谷直樹
by medical-law | 2011-03-08 21:46 | 医療

規制仕分け;一般用医薬品のインターネット等販売規制

b0206085_9121399.jpg行政刷新会議のホームページに「規制仕分け詳細と結果速報」が載っています.

それをみると,最初から規制仕分けの対象にとりあげた時点で,「改革の方向性:安全性を確保する具体的な要件の設定を前提に、第三類医薬品以外についても薬局・薬店による郵便等販売の可能性を検討する。留意点: 上記検討の結論が得られるまでの間、経過措置を延長する。また、第一類から第三類のリスク区分についても、不断の見直しを行う。」という結論があらかじめ決まっていたように思います.

薬害被害者団体,消費者団体,医療団体の一致した規制緩和反対を押し切って,この結論に基づき,今後インターネット販売でも安全性は確保できる,という前提で,規制緩和の方向をすすめられようとしているわけですが,適切とは思えません.

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谷直樹
by medical-law | 2011-03-06 19:41 | 医療

TPPと医療

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◆ 日本医師会の懸念

日本医師会は,早くからTPPに懸念の意見を表明しています.
昨年12月1日の定例記者会見で配布した「日本政府のTPP 参加検討に対する問題提起-日本医師会の見解-」に明確な意見が書かれています.
交渉でどの程度の例外が認められるか不明であることを前提に,「医療分野について、これまでの規制改革論者の意見を踏まえると、TPP への参加によって、日本の医療に市場原理主義が持ち込まれ、最終的には国民皆保険の崩壊につながりかねない面もあると懸念される。日本医師会は政府に対し、TPP の検討にあたり、国民皆保険を一律の『自由化』にさらさないよう強く求める。」としています.

そして,日本医師会は,懸念事項として次の4点をあげています.

「1.日本での混合診療の全面解禁(事後チェックの問題を含む)により公的医療保険の給付範囲が縮小する
2.医療の事後チェック等により公的医療保険の安全性が低下する
3.株式会社の医療機関経営への参入を通じて患者の不利益が拡大する
4.医師、看護師、患者の国際的な移動が医師不足・医師偏在に拍車をかけ、さらに地域医療を崩壊させる」


◆ 新聞の論調

1月4日の菅首相の年頭所見に対し,朝日,読売,日経,毎日,産経は,TPP参加実行を求める方向の社説をでしました.これについて,赤旗が,「5紙「共同社説」!?消費増税・TPP「有言実行」迫る」とコメントしています.(最近の新聞の論調はすこし変わってきますが.)

◆ 議員のコメント

週刊金曜日のホームペジに「『菅政権がノーテンキに進める TPPは日本を壊す』『平成の開国』の旗印のもと、TPP(環太平洋戦略経済連携協定)交渉参加に向け、菅内閣はその舵を急速に切り始めた。日本経済が浮上する唯一の道との声も聞こえてくるが、果たして本当にそうなのか。肝心の中身は見えてこない。そんな中、農業従事者をはじめ、日本医師会や日弁連、消費者団体なども反対の声を上げ始めた。」
とあったので,買って読んでみました.

みんなの党の川田龍平議員が1月28日,医療の市場化で,病院の株式会社経営や患者と医者との間に民間の保険会社が入るようになること,混合診療の全面解禁など私たち患者に与える影響について質問したところ,「TPP協定についてすべてが明らかになっているわけではありません.従って,ご指摘の国内医療にどのような影響がでるかということを,あらかじめこうなると私から申し上げることは困難です」と答弁したことが書かれていました.

また,民主党の福田衣里子議員が,「医療や福祉など厚生分野への影響に関する資料を出してこない.十分な情報がないまま,参加するかどうかを決めようとしている」と批判していることも書かれていました.

自民党の森山裕議員は,「あまりにも拙速すぎる」とコメントしています.

日本共産党の紙智子議員は,「TPPへの参加となると,より強固な構造改革路線に向かっていると言わさるをえません」とコメントしています.

TPP+規制緩和で,患者の不利益がもたらされる懸念は,現実化しているようです.

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谷直樹
by medical-law | 2011-03-05 09:45 | 医療

小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせ

厚労書のホームページに「小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて」が載っています.

「小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)及びヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)を含む、ワクチン同時接種後の死亡例が、3月2日から本日までに4例報告されました。(概要は別添)
ワクチン接種と死亡との因果関係は、報告医によればいずれも評価不能または不明とされており、現在詳細な調査を実施しています。

このような状況から、「小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)」及び「ヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)」については、因果関係の評価を実施するまでの間、念のため、接種を一時的に見合わせることとし、自治体及び関係製造販売業者に連絡しました。

なお、今回のワクチン接種と死亡との因果関係の評価は、医薬品等安全対策部会安全対策調査会と、子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会を、早急に合同で開催し、詳細な検討を実施する予定です。」
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1例目と2例目のプレベナーが 「10G03A」と同一ロットなのが気になります.

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谷直樹
by medical-law | 2011-03-05 03:20 | 医療