弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

カテゴリ:オンブズマン( 29 )

「特集 本田宏先生にきく! 医療再生の道筋は・・・患者市民と協力して」

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写真は,新宿御苑です.

患者の権利オンブズマン東京」のニュースレター『医療と人権47号』に,「特集 本田宏先生にきく! 医療再生の道筋は・・・患者市民と協力して」を掲載しました.
昨日,「患者の権利オンブズマン東京」のホームページでも,公開しました.

ニュースレター『医療と人権』の版下は,Macで作成し,データが細分化されていますので,それを再構成し,ホームページビルダーで配置しアップするだけの時間がとれず,画像データでアップしました.申し訳ありませんが,当面トップページにおいておきますので,拡大して読んでください.

記事は,済生会栗原病院副院長の本田先生に,患者の権利オンブズマン東京の市民相談員がインタビューしたものをまとめたものです.2時間近く熱心にお話しいただいた,とのことで,担当者がこの分量にまとめるのは大変だったようです.
見出しは以下のとおりです.

日本医療の問題点は何か
医師不足の実態
官尊民卑と掲載優先ではダメ
改善には患者・市民の協力が必要
医師の教育制度にも問題が
医療者が患者の権利を理解するために
医療版事故調について
医療基本法について

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谷直樹
by medical-law | 2011-02-18 10:12 | オンブズマン

今日は,患者の権利オンブズマン東京の総会と記念講演

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写真は昨日の新宿御苑です.

今日は,患者の権利オンブズマン東京の総会と記念講演で,恙なく進行しました.

石井麦生先生の「わかりやすい『医療基本法』の話」は,昨年秋よりかなりバージョンアップしていました.
ありがとうございます.

患者の権利オンブズマン東京の正会員の方には,19頁のレジュメと豊富な資料を後日お送りいたします.
「医療と人権3月号」にも,講演概要を掲載する予定です.

石井麦生先生のレジュメから大きな標題と太字部分をご紹介いたします.

1 はじめに
☆ 多くの国会議員が「医療基本法」の必要性を訴え始めた。では、患者(国民)にとって望ましい「医療基本法」とは何か。⇒ そもそも「基本法」とは?

2「基本法」とは何か
☆ 多くの論者が、医療崩壊対策法でもなく、医療制度改革法でもなく、医療「基本法」が必要だ、と言っているのは、主にこの①②のイメージによる。
☆「基本法」といってもいろいろ。「基本法、だから、こうあるべき」という議論は成り立ちにくい。今はイメージを共有しよう。

3 指摘されている「医療基本法」の必要性
☆ 医療基本法は、「良き医療」を実現するための手段。    
現状は、「良き医療を提供できていない・良き医療を享受できていない」という認識。

4 良き医療を提供するために(国民が享受できるために)
☆ 医療基本法に求められるのは、これらへの回答(どのような理念・方向性を提示できるか)。

5 「医療基本法」等に関する歴史
☆ 医療提供体制についての議論は、「量」から「質」へ。    
そして、「量」「質」を担保するための制度作りへ。    
医療不信を解消し、医療における労働環境を改善することも視野に入れて。

6 「医療基本法」を考えるにあたって-患者の権利の位置付け

7 医療基本法に盛り込まれる条項とは

8 分析の視座

9 諸外国の動き(第40回日本医事法学会総会シンポより)

10 最後に

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谷直樹
by medical-law | 2011-02-16 22:53 | オンブズマン

2月16日講演「わかりやすい医療基本法の話」

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患者の権利オンブズマン東京 2011年度総会・記念講演
「わかりやすい医療基本法の話」
講師:石井麦生氏 

(医療基本法フォーラム事務局担当、弁護士)

○日時:2011年2月16日(水)
○場所:東京ボランティア・市民活動センターAB会議室
○主催:患者の権利オンブズマン東京
事務局 03-5363-2052谷直樹法律事務所内

どなたでも参加できます 事前申込不要  参加費無料

○タイムスケジュール
・患者の権利オンブズマン東京・2011年度総会 13時30分~14時15分
・記念講演 「わかりやすい医療基本法の話」14時30分~16時30分

★ こんなことに関心のある皆さんのための講演です。
・どうして医療基本法が必要なのか。
・医療基本法において患者の権利はどのように保障されるのか。
★ 疑問に応え、最も新しく、最もわかりやすいお話です。
★ 質問・意見交換の時間も十分にあります。


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谷直樹
by medical-law | 2011-02-14 22:44 | オンブズマン

患者の心得7か条

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患者の権利オンブズマン東京は,「医療安全・患者の心得7か条の提言」を行っています.
「医療安全・患者の心得7か条」をご紹介します.

◆ (1)わからないこと、不審なことはすべてよく聴きましょう

初めて病院を訪れたときなどはわからないことだらけです。医師の説明も専門用語で話されては理解できません。そんなときは遠慮しないで納得できるまでよく聴きましょう。

◆ (2)自分の不安・悩み・希望と意思をはっきり伝えましょう

患者が症状や希望をはっきり言わなければ医師は的確な診療ができません。また患者は自分の体ですから自己決定権があり、診療方針に同意する、しないを明確にすべきです。

◆ (3)容態の変化は黙っていないで早く知らせましょう

医療者は常に患者についているわけではないので、具合が悪いときはすぐに知らせましょう。

◆ (4)医療者には自分から名前を名乗りましょう
 
患者の取り違えを防ぐにはこれも有効な方法です。

◆ (5)お薬・注射はできればその都度自分でも確かめましょう

医療事故の多くは薬・注射の間違いなので、患者も確認することが大切です。    

◆ (6)体や意識が弱った状態でベッドから離れるときは転ばないよう気をつけ、僅かな不安で も必ず看護師を呼びましょう

転倒・転落の事故も多いのです。特にお年寄りの場合は絶対に気をつけましょう。  

◆ (7)意識がなくなったときの治療の要望をわかるようにしておきましょう
 
治療は本人の意思を最大限尊重して行われます。いわゆる植物状態になったときは本人の意思を確認できず、家族も本人の意思を正しく代弁できるとは限らないのですから。


もちろん.これらは患者の義務ではありませんが,医療安全のためには,このようなことに気をつけるほうがよいように思います.

谷直樹
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by medical-law | 2011-01-14 17:37 | オンブズマン

患者の権利オンブズマン東京総会記念講演「わかりやすい医療基本法の話」

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2011年2月16日14時30分~16時30分,セントラルプラザ10階 東京ボランティア市民活動センターAB会議室で,患者の権利オンブズマン東京総会記念講演「わかりやすい医療基本法の話」(講師:石井麦生氏)があります.参加費無料です.

近時,医療基本法制定をめざす動きが活発になっています.
そこで,昨年秋期研修講座の続きとして,石井麦生氏に医療基本法についてお話いただきます.
石井麦生氏は,すずかけ法律事務所所属の弁護士で,患者の権利オンブズマン東京の法律専門相談員でもあります.話の分かりやすさには定評があります.

質疑の時間も充分とってありますので,是非,ご参加いただく,お願い申し上げます.

谷直樹
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by medical-law | 2011-01-03 05:28 | オンブズマン

患者の権利オンブズマン全国連絡委員会

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写真は,直島です.

12月4日(土曜),「患者の権利オンブズマン全国連絡委員会」の会議のため,大阪に行ってきました.

「患者の権利オンブズマン全国連絡委員会」は,「患者の権利オンブズマン東京」,「NPO法人患者の権利オンブズマン(福岡の他に大分,北九州,熊本にブランチがあります.)」,「患者の権利オンブズマン関西」他によって構成されています.

私は.「患者の権利オンブズマン東京」の幹事長という立場で出席しました.

「患者の権利オンブズマン東京」について,知らない方も多いので,簡単にご説明します.
患者の権利を促進し、医療福祉システムの改善と質の向上をはかることを目的とし,2002年12月から活動している市民団体です。
相談等支援活動,調査点検活動,広報研修活動等を行っています.

1)患者家族の苦情が,医療施設・医療従事者との誠実な対話を通じて,患者の権利に関する国際的基準に準拠して,迅速・適切に解決されるよう,相談支援活動を行っています.毎月第2、第4木曜日10:00~13:00に電話03-5953-312103-6268-9848で予約を受けて,面談相談を行っています.ただし,年末年始は休みです.

2)患者家族の苦情解決のため,申立を受け必要に応じてオンブズマン会議が公正中立な第三者として,患者の権利に関する国際的基準に準拠して,調査・点検・勧告を行っています。勧告は,明石書店刊「患者の権利オンブズマン勧告集」にまとめられています.

3)患者の権利と苦情から学ぶ医療福祉システムについて,求めに応じて講師を派遣するなど、広報研修活動を行っています.

このような活動を,もっと広げたいと思います.


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by medical-law | 2010-12-06 09:19 | オンブズマン

「NPO・ボランティアグループで活動したい人のためのガイダンス」

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今日の午後,「東京ボランティア・市民活動センター」の「NPO・ボランティアグループで活動したい人のためのガイダンス」に,「患者の権利オンブズマン東京」の幹事長として,重村副幹事長と一緒に出席しました.

今回のガイダンス参加団体は,「患者の権利オンブズマン東京」のほか,タートル,地球市民交流会,響でした.

NPO法人タートル」は.視覚障害者が視力低下によって就労が難しくなりはじめたとき,同じ体験をした者が継続就労について親身になって相談を受けて支援する団体です.視覚障害者の目になり誘導するのは,いかにもボランティアらしい活動です.タートル(亀)は,首をすくめて首切りを避けるということで名付けたそうです.

地球市民交流会」は,通訳ボランティアの団体です.日本で生活している外国人(または日本語を母語としない日本人)の子ども,日本語を母語としないDV被害ならび性被害を受けた女性,その他必要と判断した者を支援するそうです.外資系金融機関などで働いている人,通訳ガイドの人などがボランティアをしているそうですが,たとえば日本語を話せない外国人が病気のことを医師に話そうとするときなど,このような支援があるととても助かるでしょう.

NPO法人響」は,明治神宮の中で,森づくり,稲作,外国人ガイドを行い,日本の自然や文化について学ぶ,という団体です.暑い寒いはあるでしょうが,東京の真ん中で,どんぐりを拾ったり,田圃を作ったりするのは.なかなかできない経験ですので,そういうことが好きな人には向いてそうです.

ここのような団体に混じって,「患者の権利オンブズマン東京」も,次のようにアピールしました.
● 患者の権利の促進と医療の改善を目的とする市民団体です.
● 市民相談員2名と弁護士1名の計3名で相談を行なっています.苦情を整理し,医師-患者のコミュニケーションを回復することで紛争解決ができないか,という視点から具体的なアドバイスをしています.
● 市民相談員として活動するために,研修が用意されています.相談は,水曜昼が多く,土曜にも時々行っています.
● オンブズマン会議が,年に1件程度,第三者として調査し,調査勧告書をだしています.裁判外紛争解決機関(ADR)でもあります.
● カルテ開示の実態,費用等を調査し発表しました.その結果,厚労省が診療情報開示指針を改め,合理的と認められる範囲内の額とすることが明記されました.活動に手応えが感じられます.

「東京ボランティア・市民活動センター」からは,自分にあったボランティア団体の選び方について,スピーチがありました.
1)活動分野で選ぶ,2)活動場所で選ぶ,3)活動時間で選ぶ,4)自分の特性を活かして選ぶ,という視点が述べられました.

こうしてみると,「患者の権利オンブズマン東京」のボランティアは,ちょっと難しいそうという感じをうけるのと,水曜の昼という活動時間が,すこしハードルになるのかもしれません.でも,専門家ではない普通の主婦が研修を受けて市民相談員として相談を担当していますので,水曜昼に時間をつくることができる普通の人には向いているボランティアです.

「患者の権利オンブズマン東京」のボランティアに興味をもった方がいましたら,きのした法律事務所電話03(5921)2766 にご連絡をください,


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by medical-law | 2010-11-06 22:59 | オンブズマン

2010年秋期公開研修講座

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患者の権利オンブズマン東京の2010年秋期公開研修講座が,10月6日,飯田橋の東京ボランティア市民活動センターA会議室で開かれます.

私が『裁判例から医師の説明義務を考える』を,
高梨滋雄弁護士が『歯科,眼科,美容整形の説明義務』を,
松井菜採弁護士が『東京三弁護士会の医療ADR』を,
石井麦生弁護士が『医療基本法成立に向けた動きと論点』を,
木下正一郎弁護士が『医療版事故調の現状と課題』を
分かりやすく,お話します.

公開講座なので,どなたでも聴講できます.
事前申込不要,参加費無料(但し資料代500円)です.
10時30分から17時までですが,一部だけ聴講することもできます.

詳細は,患者の権利オンブズマン東京のHPをご覧下さい.



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by medical-law | 2010-09-13 10:10 | オンブズマン

オンブズマン会議

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昨日,私の事務所で「オンブズマン会議」が開かれました.

「患者の権利オンブズマン東京」は,患者家族の医療について面談苦情相談を行っています.相談でだいたいの苦情は適切な解決に向かうのですが,時に,そうならない場合があります.その場合,相談者は,オンブズマン会議に苦情調査を申し立てることができます.

オンブズマン会議は,各分野の専門家と市民で構成されています.
公平な立場で調査を行い,患者の権利を促進する視点に立って点検し,医療機関に改めてほしい点があるときは,調査勧告書をまとめます.調査勧告書に基づき,患者家族と医療者との話し合いが復活し,医療の改善が図られることを期待しています.
オンブズマン会議は,そのような期待がもてるものについてだけ調査を行います.
昨日の「オンブズマン会議」では,2件の申し立てについて検討しました.



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by medical-law | 2010-09-05 10:17 | オンブズマン