弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

<   2015年 01月 ( 40 )   > この月の画像一覧

15歳の少年が体育の授業中に電子タバコ喫煙

戸田市の中学3年の少年(15)が,2015年1月30日午後0時25分頃,体育の授業中に電子タバコを吸っていたとして50代男性教諭らから注意されたことに腹を立て,男性教諭に足蹴りなどの暴行を加え首などを打撲する2週間のけがを負わせた疑いで逮捕されたとのことです(埼玉新聞).

電子タバコは,ホルムアルデヒド等発がん物質が含まれています.
タバコよりはましであっても,決して安全なものではありません.

ニコチン入りの電子タバコは.薬事法の規制を受けますので,ニコチン入りの電子タバコを日本国内で販売することは薬事法違反となります.
電子タバコは,たばこ事業法・未成年者喫煙禁止法の「たばこ」ではないため,法的な空隙ができています.
未成年者喫煙禁止法を改正し,電子タバコをタバコと同様に規制すべきでしょう.
日本にタバコ規制法があれば,電子タバコは規制されるべき「タバコ」に入れるべきでしょう.

なお,日本たばこ産業のプルームは,たばこ事業法の「たばこ」に該当し,未成年者への販売は未成年者喫煙禁止法により処罰されます.

谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-31 06:59 | タバコ

「相続法制検討ワーキングチーム報告書案」の寄与分制度の見直しについて

相続法制検討ワーキングチーム報告書案」が公表されました.

報告書案は,①配偶者の一方が死亡した場合に,相続人である他方の配偶者の居住権を法律上保護するための措置,②配偶者の貢献に応じた遺産の分割等を実現するための措置,③寄与分制度の見直し,④遺留分制度の見直しの四点について述べています.
医療介護の関係では,寄与分制度の見直しが重要です.

被相続人に対する扶養義務を負う者は,療養看護についても同等の役割を果たすことが法律上求められています.ところが,実際には,一部の相続人のみが専ら療養看護を行って,他の者は療養看護を行っていないという場合がも少なくありません.
現行法上,寄与分(民法904条の2)が認められるためには,「被相続人の財産の維持又は増加」について「特別の寄与」があったことが要件とされていますが,療養看護は財産の維持又は増加とは無関係ですので,専ら療養看護を行っていた相続人にそれを理由に寄与分を認めることはできません.

そこで,いわゆる療養看護型の寄与について特則を設け,相続人間の公平を図る観点から,共同相続人の間で療養看護に対する貢献に顕著な差異がある場合にも,端的にそのことを理由として寄与分による調整を図ることができるようにするという考え方から,次の提案がなされています.

「○ 現行の寄与分の規定の場合のほか,共同相続人の間で,被相続人の療養看護についての寄与の程度に著しい差異がある等の一定の要件を満たす場合にも,共同相続人間の協議又は家庭裁判所の審判により,寄与分を認めることができるようにする。

ただし,このような方策を講ずる場合の問題点について次の指摘があったことも記載されています。

「前記のとおり,現行の寄与分制度においては,「被相続人の財産の維持又は増加」及 び「特別の寄与」の存在が要件とされているため,ある相続人に寄与分が認められるか否かを判断する際には,寄与分を主張する相続人の貢献がこれらの要件を満たすものか否かを検討すれば足りることになる。これに対し,前記方策は,寄与分を認めるか否かの判断において,相続人間の貢献の程度の差を問題とするものであるため,寄与分を主張する相続人のみならず,寄与分の主張をしていない他の相続人の貢献の程度についても裁判所が資料を収集する必要が生ずることになる。その結果,寄与分を定める事件の紛争が複雑困難化するおそれがあるとの指摘がされた。
また,現行の寄与分制度においては,「被相続人の財産の維持又は増加」が要件とされていることから,寄与分の額を定めるにあたっても,当該寄与行為によって被相続人の財産がどの程度維持され,又は増加したかという点が一応の基準になるものと考えられる。しかしながら,前記方策のように,寄与行為によって被相続人の財産が維持又は増加したか否かを問わないとすることについては,寄与分の額の算定基準が不明確になるのではないかといった指摘や,そもそも相続法制は被相続人の財産をどのように分配するかを定めるものであり,財産的な貢献とは無関係に相続人の取得額を増減させるのは相当ではないのではないかといった指摘もされた。」


療養看護に対する貢献を評価する基準が現時点で不明確なため実務上判断が難しいのはたしかですが,相続人間の公平を考えたときに現状がよいとは思われません.療養看護に対する貢献を評価する基準についてのコンセンサス形成を促す必要があるのではないかと思います.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-31 06:07

インフルエンザ流行と対策

インフルエンザ流行のピークが依然として続いています.AH3型がほとんどですが,B型も報告されています.

国立感染症研究所のサイトには,「インフルエンザの感染対策としては、飛沫感染対策としての咳エチケット(有症者自身がマスクをしたり、咳をする際にはティッシュやハンカチで口を覆う等の対応を行うこと)、接触感染対策としての手洗い等の手指衛生といった対策を徹底することが重要である。高齢者における感染への警戒の観点から、医療・福祉施設へのウイルスの持ち込みを防ぐために、関係者が個人で出来る予防策を徹底すると同時に、訪問者等においては、インフルエンザの症状が認められる場合の訪問を自粛してもらう等の工夫が重要である。」と書かれています.

ミステリーには,「吹雪の山荘もの」「嵐の孤島もの」というクローズド・サークルのジャンルがあります.このクローズド・サークルの状況では,インフルエンザウイルスが持ち込まれることはありません.
高齢者入所施設では,職員が感染しインフルエンザウイルスをもちこんだ例が多数です.
高齢者入所施設の職員が極力外部の人と接しないことを心がけることで或る程度感染を予防できるのではないかと思います.
病院では,感染症に弱い患者が入院している施設と,感染者の疑いのある患者に対応する施設を分離する仕組みが必要なように思います.
死亡例がでた病院のなかには,感染に対する対応が後手にまわったのではないかと疑われている例もありますが,適切に対応していても防止できなかったという例もあります.

私は,協力医師との面談のため頻繁に病院に行っていますので,私自身がインフルエンザに感染しないように手洗い等に留意しています.スマホもよく拭くようにします. 
感染症の予後はその人の抵抗力と関連しますので,できるだけ体力をつけ抵抗力をあげることを心がけることも重要と思います.抵抗力を維持するために,きちんと食事をして,夜更かしをさけなくてはと思っていますが,こちらは弁護士にはなかなか実行が難しく...

谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-31 05:08 | 医療

東京地裁平成27年1月27日判決,国立病院機構災害医療センターのベッド転落事故で看護師の過失肯定(報道)

共同通信「床に転落、看護師に過失 病院機構に10万賠償命」(2015年1月28日)は,次のとおり報じました.

「国立病院機構災害医療センター(東京都立川市)に入院していた全盲の女性=当時(80)=がベッドから落ちて負傷したのは病院側のミスが原因だとして、家族が病院側に計170万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は27日、看護師の過失を認めて10万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性はてんかんの発作のため個室に入院していた。2009年7月、昼食時に看護師がベッドの上半身側を起こして横の柵を下げ、病室を離れた際、女性が床に転落して頭などにけがをした。

 小海隆則(こかい・たかのり)裁判長は「全盲の女性が体を動かして転落する可能性はあり、柵を上げて元に戻しておけば事故は防げた」と指摘。看護師に注意義務違反があったと認めた。」

看護事故だからでしょうか,医療集中部ではない民事12部が担当するの珍しいように思います.看護師がベッドの柵を下げたまま離れている間に患者が転落するという事故は結構よくあります.看護師に予見可能性と回避義務が認められることが多いように思います.

これまでも,看護師が,入院中の3歳5ヶ月の患者のベッドの転落防止用安全柵を中段まで引き上げ病室を出たところ,間もなく安全柵が落下し,患者が転落して意識不明となって死亡した事案で責任が認められています(宇都宮地判平成6年9月28日,判時1536・93).


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-29 19:17 | 医療事故・医療裁判

福岡高裁平成27年1月29日判決,病院がHIV陽性の看護師に退職を余儀なくさせたのは違法,但し賠償金減額

HIV検査で陽性と診断された看護師が,勤務先の病院から退職を余儀なくされた事案で,福岡高裁平成27年1月29日判決(一志泰滋裁判長)は,病院に約115万円の支払いを命じた福岡地裁久留米支部判決を変更し,約61万円の支払いを命じました.報道によると,勤務先病院が検査結果を職員間で共有することについての事後承諾が看護師にあったと認定し,慰藉料を減額したとのことです.

一審判決については,九州合同法律事務所のブログ「HIV感染:勤務先病院に「就労制限で不当」と賠償命令」ご参照

平成22年4月30日の「「職場におけるエイズ問題に関するガイドラインについて」の一部改正について」(基発0430第2号/職発0430第7号)は,「医療機関等においては、ガイドラインに定める労働者の雇用管理等についての基本的な考え方を踏まえた対応は必要ないとの誤解を生ずるおそれがある。そこで、今般、ガイドラインを下記のとおり改正することとしたので、貴職におかれては、このことについて様々な機会を捉えて周知に努めるとともに、適切な対応が図られるよう指導していただきたい。」とし,「なお、労働者が通常の勤務において業務上HIVを含む血液等に接触する危険性が高い医療機関等の職場においては、感染の防止について、別途配慮が必要であるところ、医療機関等における院内感染対策等については、「医療機関における院内感染対策マニュアル作成のための手引き(案)」等が作成されていることから、これらを参考にして適切に対応することが望ましい。」と改められました.

控訴審判決については,九州合同法律事務所のブログ「HIV検査:「結果の労務管理利用は目的外」2審も認める」ご参照

 谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-29 16:30 | 医療事故・医療裁判

市立岡谷病院,右手関節腱鞘炎を手根管症候群と誤診し手術した事案で提訴される(報道)

中日新聞「市立岡谷病院の手術ミスで提訴 40代女性損賠求める」(2015年1月28日) は,次のとおり報じました.

「長野県岡谷市の市立岡谷病院で2012年9月に整形外科手術を受けた都内の40代女性が、医師の疾病誤認により必要のない部位を切開される医療ミスがあり、女性側が市病院事業に約316万円の損害賠償を求める訴訟を地裁諏訪支部に起こしていたことが分かった。

 市病院事業によると医師は女性の疾病を手根管(しゅこんかん)症候群と診断し、手術をした。執刀中に患部に疾病の症状がなく、右手関節けんしょう炎だったことが分かり、切開した部位を縫合、正しい手術をした。

 病院側はミスを認め、医師や職員らが本人や家族に謝罪、補償などについて話し合いを進めてきたが、折り合わなかった。提訴は昨年12月24日付。病院担当者は「裁判でも誠意を持って対応したい」と話した。」


これは,右手関節腱鞘炎を手根管症候群と誤診し手術したことに過失があることは争いがなく,賠償金額の算定に争いがある事案のようです.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-29 14:15 | 医療事故・医療裁判

倉敷中央病院,人工心肺の操作ミスで動脈に空気が混入し脳梗塞となったとして提訴される(報道)

山陽新聞「医療ミス訴訟で被告側は争う姿勢 倉敷中央病院は請求棄却求める」(2015年01月28日)は,次のとおり報じました.
 
「倉敷中央病院(倉敷市美和)が行った心臓カテーテルの手術後、意識不明になった愛媛県在住の患者男性(62)と妻(58)らが「手術にミスがあった」として、病院を運営する大原記念倉敷中央医療機構(同所)に、慰謝料など約1億2400万円と月24万円の介護費を求める訴訟の第1回口頭弁論が岡山地裁(古田孝夫裁判長)であった。病院側は請求の棄却を求めた。

 訴状では、男性は昨年3月、倉敷中央病院で狭心症の心臓カテーテル手術を受けた翌日、ショック状態を起こして心肺停止になった。その後、意識は回復せず、多発性脳梗塞などで大脳機能が全廃。回復の見込みはないという。

 原告代理人の弁護士によると、病院側はミスを一部認めて賠償に応じる意向を示したが、「経緯の説明が不十分で金額にも隔たりがある」として訴訟に踏み切ったという。」


上記新聞報道では,心臓カテーテル手術を受けた翌日にショック状態を起こした原因が書かれていませんし,手術のどこにミスがあったのか何が具体的に過失なのかも述べられていません.提訴記事は,最小限,機序と過失の主張を紹介してほしいと思いました.

NHK「医療ミスで病院に損害賠償請求」(2015年01月28日)は,次のとおり報じました.

「倉敷市の倉敷中央病院で心臓カテーテルの手術を受けた62歳の男性が、手術中の人工心肺の使用方法の誤りで重度の脳梗塞に陥り、寝たきりの状態になったとして、病院を相手取り、1億2000万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは愛媛県西条市の62歳の男性と家族です。
代理人の弁護士によりますと、男性は去年3月、狭心症の治療のため、倉敷市の倉敷中央病院で心臓カテーテルの手術を受けましたが、その後、心肺停止となり緊急の手術を受けたということです。
その際、手術スタッフのミスで人工心肺の栓が開いていたため、動脈に空気が混入して重度の脳梗塞を引き起こし、男性は寝たきりで会話もできない状態になったということです。
男性と家族は、明らかなミスがあったにも関わらず、病院側から十分な説明がなかったなどとして、慰謝料など1億2000万円余りの損害賠償を求めています。
男性の58歳の妻は「2度と同じようなミスが繰り返されないよう訴訟を起こした」と話しています。
いっぽう、病院側の代理人弁護士は請求の棄却を求めて争うとしています。」


患者側の主張は,「手術スタッフのミスで人工心肺の栓が開いていたため、動脈に空気が混入して重度の脳梗塞を引き起こし、男性は寝たきりで会話もできない状態になった」というものです.これならわかります.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-29 14:00 | 医療事故・医療裁判

山口大学医学部附属病院,CT検査で腫瘍を認識していたのに伝えなかったとして提訴される(報道)

産経新聞「説明怠り後遺症」と山口大病院に賠償請求」(2015年1月28日)は,次のとおり報じました.

「山口大病院(山口県宇部市)が病状の説明を怠ったため治療が遅れ、後遺症が出たなどとして、宇部市に住む60代女性が約6300万円の損害賠償を病院に求めて提訴した。訴状によると、同病院は平成24年9月、CT検査で骨盤内に腫瘍があると認識していたのに伝えず、約1年後に手術を受けたものの、後遺症が出たとしている。」

一般に,CT検査は,骨盤内に腫瘍があるか否かを調べるためには普通行わないでしょうし,CTでは腫瘍自体の描出は難しいと思います.医師はCT検査で骨盤内に腫瘍があると認識していたというのですが,具体的な事案が報道からはよくわかりません.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-28 18:19 | 医療事故・医療裁判

最高裁,「結婚もせんでこんな所で何してんの。親泣くで」等の発言で出勤停止懲戒処分の適法性判断へ

報道によると,大阪の観光施設運営会社で部下の女性に対してセクハラ発言を繰り返したとして出勤停止の懲戒処分を受けた管理職の男性2人が会社に処分の取り消しを求めた裁判で,地裁は請求棄却としましたが,高裁が,女性が嫌がっていることを認識していない,処分が重いとの理由で 処分を取り消したため,会社が上告し,平成27年1月22日に最高裁判所で弁論が開かれたとのことです.平成27年2月26日に判決が言い渡されるそうです.

報道によると「結婚もせんでこんな所で何してんの。親泣くで」等の発言があったそうです.
親から言われるのはやむを得ないとしても,他人からは言われたくない発言です.

セクハラ発言に対する出勤停止の懲戒処分の適法性について,最高裁の判断が下されることになります.
注目です.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-28 08:45 | 司法

米国の報告,DVと妊娠前・妊娠中のタバコ喫煙とに関連性あり

Intimate Partner Violence and Maternal Cigarette Smoking Before and During Pregnancy.(Obstet Gynecol. 2015 Feb;125(2):356-362)は、次のとおり、身体的DVを受けている女性は、そうでない女性より、妊娠前の喫煙率が2.1倍高く、妊娠中の喫煙率が2.6倍高かったと報告しています.要旨は以下のとおりです.

「OBJECTIVE::
To determine the association of intimate partner violence with maternal cigarette smoking before and during pregnancy.

METHODS::
Data were obtained for 196,391 U.S. mothers who delivered live neonates from 2004-2008 and completed the Pregnancy Risk Assessment Monitoring System survey 2-9 months postpartum. Intimate partner violence was defined as being physically hurt by a current or expartner in the year before or during pregnancy. Weighted descriptive and multivariate analyses were performed.

RESULTS::
Compared with nonphysically abused women, those who experienced physical abuse were 2.1 times more likely to smoke before pregnancy (44.0% compared with 21.0%, P<.001) and 2.6 times more likely to smoke during pregnancy (29.6% compared with 11.4%, P<.001). Smoking prevalence during pregnancy was highest for abused women who were non-Hispanic white (42.3% smoked) and lowest for nonabused college graduates (2.2% smoked). Smoking rates more than tripled for college graduates in abusive relationships (2.2% compared with 7.1%). After adjusting for potential confounding factors, abused women were significantly more likely to smoke during pregnancy than nonabused women (adjusted odds ratio 1.95, P<.001, 95% confidence interval 1.80-2.12).

CONCLUSION::
Women who experienced intimate partner violence had significantly higher rates of smoking before pregnancy and were less likely to quit during pregnancy than women who did not experience intimate partner violence. The American College of Obstetricians and Gynecologists and the U.S. Public Services Task Force recommend routine intimate partner violence screening with appropriate interventions to prevent violence against women, optimize safety, and improve health. Additional and targeted intimate partner violence assessment of women who smoke during pregnancy may prove especially beneficial. LEVEL OF EVIDENCE:: II.」


この調査から、喫煙する女性がDV被害を受けている可能性は、喫煙しない女性より高いということになります.
この結果は,喫煙とDVが共通の階層に生じているからではないでしょうか.おそらくDV夫の喫煙率も高いのではないかと思います.とくに妊娠中の喫煙は、子どもに悪影響をもたらすことが知られているのに、タバコ喫煙をやめられない女性は、DVを受けやすい環境にあるといえるのではないでしょうか.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-01-27 01:42 | タバコ