弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

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熊本赤十字病院,労働基準監督署からの是正勧告に基づき約700人に未払い残業代支給

読売新聞「700人に残業代未払い 熊本赤十字病院に是正勧告」(2015年1月8日)は,次のとおり報じました.

 「熊本赤十字病院(熊本市東区長嶺南)が、職員に適正な残業代を支払っていなかったとして、熊本労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが、わかった。勧告は昨年4月21日付。同病院は全職員の半数にあたる約700人に残業代の未払い分を支給したが、未払い分の総額は明らかにしていない。

 同病院によると、昨年4月に労基署が労務状況を調査した際、事務職や看護職を中心とした職員について、支払われた残業代と実際に病院にいた時間に食い違いが発覚した。不払いがあったとして勧告を受けた期間は2012年4月~14年3月の2年間。同病院は未払い額を調べたうえで昨年12月、1人あたり数千~約100万円の未払い分を一括支給し、同労基署に是正報告書を提出した。

 同病院人事課は「職員から申請のあった残業代は支払っていたが、実際の残業時間と隔たりがあった。残業時間を把握し、適正な労務管理に努めたい」としている。」


職員の約半数にあたる700人について残業代の未払いがあったというのですから,残業把握・計算の方法自体に問題があったのではないでしょうか.


谷直樹


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by medical-law | 2015-01-08 22:19 | コンプライアンス

東京都、たばこで五輪おもてなし?、自民党の反対で受動喫煙防止対策の条例化が見送り

毎日新聞「五輪都市東京:たばこ規制失速 自民異議、条例見送り」(2015年1月6日)は、次のとおり報じました.

「東京都の舛添要一知事は2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、たばこ受動喫煙防止対策の条例化に意欲を見せていたが、当面見送る考えを示した。都議会最大会派の自民党が一律規制に異議を唱え、規制強化をトーンダウンさせた。だが、他の五輪開催都市は、公共施設だけでなく飲食店なども禁煙とする法令を罰則付きで整備しており、識者から「先進国の標準に近づく機会を逃す」との声が上がっている。【武本光政、竹内良和、川口裕之】

 「ハードルが高過ぎる面もある、罰則(付き)になると。条例を完全に捨てているわけではない。しかし、その前に他の施策をもう少しやりながらと思っている」。舛添知事は昨年末の定例記者会見で、飲食店の分煙化工事への補助など条例化以外の施策を優先させる考えを明らかにした。

 知事は、同8月の会見では「本格的に受動喫煙による害を防ぐということは非常に大事。条例制定も十分考え得る一つの選択肢」と強調していた。

 これに対し、与党会派の都議会自民党が同9月、村上英子幹事長名で知事に緊急要望書を提出。「小規模な店舗が多い飲食店等には条例による一律規制ではなく、店内の禁煙・分煙が店頭でわかる自主的な取り組みを促し、利用者が選択できる仕組み作り」を求めた。喫煙者の客足が遠のくことを危惧する飲食店の業界団体の主張に沿った内容で、要望書は「幅広く意見を聞き、対策を推進すること」と注文を付けた。

 これを踏まえ、都は同10月、有識者による「受動喫煙防止対策検討会」を発足。委員12人には日本オリンピック委員会(JOC)役員、法律家、日本医師会役員らのほか、規制強化に慎重な医師も選任された。初会合では、そのうち免疫学者が「免疫学的にはあまりたばこの弊害は見つからない」と指摘。放射線科医も「五輪でたばこを吸わない人だけを歓迎するわけにはいかない。『おもてなし』は吸う人にも吸わない人にも心地よいものでなければならない」と持論を展開した。検討会は年度内に意見をとりまとめるが、都に条例化を求める内容にはなりそうにない。

 五輪開催都市では近年、大会前に受動喫煙防止に関する法令が設けられている。都がソウル大会(1988年)以降の夏季五輪を調べたところ、来年のリオデジャネイロを含め8都市全てで罰則付きの法律や州法、条例を制定していた。」


たばこは、たばこ喫煙により健康を害する危険と依存症に陥る危険が高く、「おもてなし」には到底なりません.
たばこ会社の援助を受けていない中立的な研究では、たばこの受動喫煙規制により飲食店の売り上げが減少するという神話は否定されています.

「免疫学的にはあまりたばこの弊害は見つからない」と言ったのは、JT系の喫煙文化研究会に所属する奥村康氏です.『おもてなし』は吸う人にも吸わない人にも心地よいものでなければならない」と持論を展開した放射線科医は、同じくJT系の喫煙文化研究会に所属する名取春彦氏です.
このように規制の対象となる側の人が委員になっている検討会では、最初から反規制の方向であることは明らかでしょう.

ちなみに、東京都受動喫煙防止対策検討会の委員は、次の方々です.

青木剛氏(公益財団法人日本オリンピック委員会 副会長兼専務理事)
安念潤司氏(中央大学大学院法務研究科教授)
今村聡氏(公益社団法人日本医師会 副会長)
大井田隆氏(日本大学医学部公衆衛生学分野教授)
奥村康氏(順天堂大学大学院医学研究科 アトピー疾患研究センター長)
垣添忠生氏(公益財団法人日本対がん協会 会長)
工藤翔二氏(公益財団法人結核予防会 理事長)
鈴木大地氏(順天堂大学スポーツ健康科学部教授)
名取春彦氏(獨協医科大学付属病院 放射線科医師)
野田哲生氏(公益財団法人がん研究会 代表理事・常務理事 がん研究所所長)
細野助博氏(中央大学総合政策学部 大学院公共政策研究科教授)
村千鶴子氏(東京経済大学現代法学部教授)

都議会自民党と都知事の関係が冷え切っているようですが,たばこについては,党利党略を離れ,健康の視点から科学的な世界に通用する対策が必要と考えます.

谷直樹


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by medical-law | 2015-01-07 02:04 | タバコ

子どもの喘息の8~18%は親の喫煙が原因、親の禁煙が子どもの喘息重症化を防止

朝日新聞「親の禁煙、子のぜんそくに予防効果」大阪の医師ら発表」(2015年1月6日)は、次のとおり報じました.
 
「親が禁煙すれば子どものぜんそくが重症化するのを防げることを、大阪府立成人病センターの田淵貴大医師らの研究グループが明らかにした。4歳半~8歳の間にぜんそくで入院する子を少なくとも2割近く減らせるという。小児ぜんそくと親の喫煙の関係は指摘されていたが、禁煙の予防効果を具体的に示したのは初めて。

 厚生労働省の大規模追跡調査に参加した2001年生まれの子ども4万3千人を対象に、生後半年時点の親の喫煙状況と、8歳までのぜんそく入院の経験を、三つの年齢層で調べた。両親が室内で吸っていた3399人中52人が4歳半~8歳でぜんそくで入院していたが、両親とも吸わない1万4117人では入院したのは112人だった。

 喫煙以外の要因を除いた上で、両親が室内で吸う子がぜんそくで入院する確率は、両親がたばこを吸わない子に比べて、①生後半年~2歳半で1.54倍②2歳半~4歳半で1.43倍③4歳半~8歳で1.72倍になった。

 調査結果を日本全体に当てはめると、両親とも禁煙すれば、少なくとも①の年齢層で8.3%(4970人)②で9.3%(4950人)③で18.2%(1万940人)の入院を減らせるという。田淵さんは「子どものぜんそくの8~18%は親の喫煙が原因といえる」と話す。研究成果は米医学誌電子版に掲載された。(錦光山雅子)」


日本の小児喘息患者は500万人とも言われています.
親の喫煙と小児喘息入院との関連性が1.43倍~1.72倍という数値で示された意義は大きいと思います.

屋内の職場、公共の輸送機関、屋内の公共の場所及び適当な場合には他の公共の場所におけるたばこの煙にさらされることからの保護のみならず、家庭内におけるたばこの煙にさらされることからの保護も必要と思います.親自身の健康にも良くありませんので,子どものいる人は,子どもと自分のために禁煙していただきたいと思います.タバコ依存症に陥っている人には,禁煙外来があります.


谷直樹

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by medical-law | 2015-01-07 01:32 | タバコ

神戸市立医療センター中央市民病院、脳腫瘍の摘出手術で布製シート遺残事故(報道) 

産経新聞「脳にガーゼ取り忘れ、脳腫瘍手術で発覚 神戸市立病院」(2015年1月6日)は、次のとおり報じました.

 「神戸市立医療センター中央市民病院は6日、昨年8月に兵庫県内の40代女性に脳腫瘍の摘出手術を実施した際に、小型のガーゼを取り忘れる医療事故があったと発表した。女性は回復しているという。病院によると、昨年8月7日、30代の男性医師が女性に脳腫瘍の部分摘出を実施し、小型のガーゼ(縦2センチ、横1センチ)を150枚使用した。29日の経過観察で、手術した箇所に膿瘍がある疑いを確認。同日、手術をしたところガーゼ1枚を取り残していたことが発覚したため、取り除いた。膿瘍はガーゼが原因と考えられるという。病院は女性に事情を説明し謝罪、損害賠償金を支払う方針という。」


神戸新聞「脳内に布製シートを放置、うみができて発覚 神戸・中央市民病院」(2015年1月6日)は、次のとおり報じました.

「神戸市立医療センター中央市民病院(中央区)は6日、昨年8月に県内の40代女性に実施した脳腫瘍の摘出手術で、止血などに使う布製シート(長さ2センチ、幅1センチ)1枚を脳内に放置した、と発表した。シート周辺にうみができて発覚し、約3週間後に取り除いた。女性に後遺症はなかったが、経緯を報告して謝罪したのは再手術の約1カ月後だった。

 同病院によると、脳神経外科の30代の男性医師が8月7日に腫瘍の一部を摘出。シートには通常、置き忘れ防止などを目的に長さ約30センチの糸が付いているが、深部に挿入するために糸を切って使用した1枚が残った。医師は「取り除いたかどうか確認を怠った」と話しているという。

 その後の検査で患部の細菌感染が疑われ、同29日に再手術。シートが見つかり、周辺には長さ1~2センチのうみがあった。同病院は、放置との因果関係があるとみている。女性への説明は9月26日だったが、同病院は「療養への専念を第一に考えた医師らの判断」としている。

 同病院は、医師を厳重注意処分にするとともに、女性への損害賠償を検討している。
(小川 晶)」


本件は糸を切ったことが事故の誘引となったようですが、基本的には確認を怠ったことによるものです.遺残事故は、そのほとんどが確認ミスによるものです.しっかり確認すれば防止できるはずですが、カウントを徹底するようになっても未だに事故は起きています.
遺残事故が起きてしまったら、早めに発見することと、適正な賠償を行うことが必要でしょう.


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by medical-law | 2015-01-06 23:58 | 医療事故・医療裁判

1週間後の脳梗塞死亡を震災関連死と認定した仙台地裁平成26年12月17日判決が確定(報道)

毎日新聞「<東日本大震災>1週間後に脳梗塞死亡…「関連死」判決確定」(2014年 1月5日)は,次のとおり報じました.

「東日本大震災の1週間後に脳梗塞(こうそく)で死亡した宮城県美里町の男性(当時99歳)を巡り、震災関連死を認めなかった町の決定を取り消した仙台地裁判決(昨年12月17日)について、美里町は5日、控訴しないと発表した。原告側代理人によると、震災関連死を認定しなかった自治体の判断が裁判で覆り、確定するのは初めて。

 町は「ご遺族が高齢であることなどを考慮した」とコメントした。今後改めて災害弔慰金支給を決定し、最大500万円を支給する。

 判決によると、男性が入所していた特別養護老人ホームは震災後に電気やガスが停止。判決は「水分摂取量の不足や生活環境の悪化で脳梗塞が誘発されたと考えられる」と指摘した。【伊藤直孝】」


厚労省が情報提供として配布した「○○市の新潟県中越大震災関連死認定基準」に「脳梗塞等ありふれたものについては,次のとおり,因果関係を緻密に判断する(略)・地震前の状態(高血圧・高脂質・持病等)・・元々のハイリスク者ではなかったか。・高齢・・元々衰弱(免疫力低下)しており,地震がなくても同様の経過を辿ったと考えられる」という記載があります.この基準を参考に因果関係判断を厳密厳格に行う自治体があるのでしょうが,裁判所の判断でそれが覆えり,確定したことは非常に大きい意味をもちます.

復興庁は,昨年9月末時点で震災関連死と認定された人が3194人になったと発表していましたが,震災関連死亡はおそらくもっと多いでしょう.


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by medical-law | 2015-01-05 23:45 | 司法

ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)

1月6日は,御公現の祝日(エピファニー)です.東方の3博士がお祝いの品をもってきた日です.

フランスでは,エピファニーに,ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)を食べます.
Roisは東方の3博士(諸王)の意味ですが,Roiには王様の意味があります.
ガレット・デ・ロワの中にフェーヴを入れ,フェーヴが当たった人が王様(または王妃様)となり,紙の王冠をかぶり,王妃様(または王様)を選びキスをするそうです.

日本でも,フランス菓子店で1月にガレット・デ・ロワを販売しています.クリスマスのケーキやバレンタインのチョコレートほどには普及していませんが,人気店では予約が必要でしょう.
硬いフェーヴを食べ物の中にいれるのは危険なので,アーモンドを入れることが多いようです.もちろん,陶器のフェーヴは別についてきます.

フェーヴもキスもいりませんが,甘いガレット・デ・ロワは1月の愉しみです.
これも祝い菓子ですから・・・


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by medical-law | 2015-01-04 18:50 | 日常

菱葩餅

菱葩(はなびら)餅は,お正月限定の祝い菓子です.

平安時代の宮中のおせち料理(宮中雑煮)が簡略化され,丸い白餅の上に薄紅色の菱餅をのせ,鮎(年魚)に見立てた牛蒡をのせるようになり,さらに茶事にあうように,白味噌のあんと牛蒡を求肥で包んだ今の形になったそうです.
京都のお雑煮は白味噌ですので,白味噌のあんを用いることになったのでしょう.

菱葩餅はお正月には欠かせません.
肥満対策のためお菓子は控えるようにしていますが,祝い菓子は例外です.


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by medical-law | 2015-01-04 18:37 | 日常

おせち料理

おせち料理ですが,今年は,四ッ谷のお店のものを予約しました.伊勢海老・蟹・鰻はありませんが,伝統的な縁起物の料理を網羅していました.素材はよく吟味されていて,美味でした.いわゆる老舗・名店のおせち料理も良いのでしょうが,日頃食べ慣れているお店のものは,口に合い,間違いありません.
12月30日に受け取り,31日から食べ始め,1月3日に食べ終えました.
なお,北海道では,大晦日からおせち料理を食べ始めます.内地(東京・神奈川)に移り住んで長いですが,うちでは,この習慣は変わりません.


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by medical-law | 2015-01-04 02:37 | 休暇・休日

箱根駅伝往路で中大10位

箱根駅伝の往路で、中大は10位でした.
箱根駅伝は、前年10位までのシード校10大学と予選会を通過した10大学で争われます.シード権がかかっていますので、10位と11位は大違いです.

中大は、予選を7位で通過して出場したのですから、往路10位は大健闘です.(ちなみに、昨年は往路17位、復路11位、総合15位でした.)
10位の中大が5時間35分25秒で、11位の拓大が5時間35分36秒です.5時間35分台が4大学と接戦です.

中央大学駅伝応援サイトは、コチラ

【追記】

9区まで8位でしたが,10区で失速し19位でゴールとなりました.
多田要選手は,見るからに足が痛そうでした.
当初疲労骨折が疑われていましたが,骨に異常はなくオーバーワークによる左膝の痛みとのことです.
多田選手を走らせるべきではなかったと思います.
多田選手は,ウオーミングアップ中に強い痛みを感じたことを浦田春生監督に言わずに出場を強行したとのことですが,そのようなことのないよう日頃の指導が大事ですし,あの走りを見たら止めるべきではないでしょうか.
出場,完走は美談ではありません.
浦田監督は,高校3年のとき足を痛め,大学4年のとき肺気胸で練習を休み,それぞれ周囲の懇願にもかかわらず駅伝出場を辞退しています.その年,九州学院は4位,中大はシード落ち,という残念な結果になりました.体調万全で出場していたら結果は違っていたかもしれませんが,体調不調で出場していたらもっとひどい結果になっていたでしょう.
浦田監督は,大学で競技をやめるつもりだったのですが,大学4年のときに箱根を走れなかったことから実業団で走り続ける気持ちになったそうです.浦田監督が,もし大学4年のときに箱根駅伝に出て完全燃焼していたら,競技を止めたでしょうから,オリンピックに出場することもなかったでしょう.
浦田監督は,自分で自分の状態を把握して冷静に判断できる方なのでしょう.しかし,選手みんながそうではありませんので,浦田監督が多田選手を止めるべきであったのではないか,と思います.

また,現行ルールは,補欠選手との交代は当日朝レース開始1時間10分前までとなっていますが,選手の健康に配慮し,区間走直前まで交代を認めるようにすることを検討したほうがよいのではないか,と思います.


青山学院大学は,往路復路ともにトップで,文句なしです.

2003年原普氏監督就任
当時は飲酒が当たり前で朝練にも来ない選手達だったそうです.
「就任当初は、自分が育った中国電力流の練習をそのままやらせようとしていたのですが、途中でそれではダメだということに気付きました。・・・それに気づくまでには4、5年かかりました。」(スポーツコミュニケーションズ)と原監督は述べています.
2007年予選会レース順位は9位でしたがポイントで逆転され出場ならず.
2008年予選会で青学は予選会で13位になり枠拡大で出場.
2010年8位でシード権獲得.
2015年優勝.

「積み上げてきたものが実を結んだ」という原普監督の言葉どおりです.
原監督は,選手と一緒に寮で生活し,10年の営業マン経験で学んだユニークな手法を用い(「もしドラ」みたいですね),現代の名工三村仁司さんのadizero takumiを履かせ,と伝統に縛られない合理的な育成指導がこの結果を導いたのでしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2015-01-03 02:52 | 休暇・休日

謹賀新年~皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げます

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謹賀新年.
謹んで新春の寿ぎを申し上げます.

2014年も『看護業務をめぐる法律相談』(編集/看護法務研究会 代表/荒井俊行弁護士、新日本法規出版)の増補を共同執筆いたしました.
厚生科学研究「たばこ規制枠組み条約を踏まえたたばこ対策に係る総合的研究」(中村班)にも参加し研究報告を行いました.

2014年6月に,医療問題弁護団の副幹事長・班長の任を後輩に譲り,自分自身は事件活動と研究に傾注できる体制を整えました.
また,医療問題弁護団のなかでも選りすぐりの優秀な若手弁護士に調査・訴訟の共同受任をお願いするように心がけました.
そのため,事件対応については、かなり充実した体制を構築できたと思います.

とは言っても,医療過誤事件の御相談御依頼は年々増加傾向にあります.

医療弁護士は,ビジネス弁護士ともいわゆるマチ弁とも異なり,専門的な職人です.同種事件の経験は有益ではありますが,同じ診療科・同じ疾患・同じ類型のミスであっても1つ1つ事案が違い,地道な手作業による立証がかなりの部分を占めます.漫画家がアシスタントに背景のペン入れを指示しても人物は自分で描くように,医療専門弁護士として,どうしても自分自身でないといけないこともかなりの部分あります.しかも,患者側冬の時代を経て,医事訴訟の水準は向上し,患者側弁護士にはより高い水準の立証・新しい立証技術が求められています.
そこで,今年は,仕事の質を維持し,スピードアップをはかるために,累積100件以上受任する事態は絶対に避けたく,大変心苦しいのですが,御相談御依頼をお断りさせていただくことも増えるかもしれません.ご諒承いただきたくお願い申し上げます.

さらに,2015年は,個々の事件活動のみならず,患者側弁護士全体のレベルアップのために書籍の執筆・編集にも力をいれていきたいと思います.

末筆ながら,皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げます.
本年もご支援ご指導のほど,よろしくお願い申し上げます.


谷直樹

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by medical-law | 2015-01-01 01:52 | 事務所