弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

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明治大学法科大学院教授に司法試験問題漏洩の疑い(報道)

朝日新聞「明大法科大学院の教授、教え子に司法試験問題を漏洩か」(2015年9月7日)は,次のとおり報じました.

「今年5月の司法試験で問題の作成などを担当する「考査委員」を務めた明治大学法科大学院の60代の教授が、試験前に教え子の受験生に問題の内容を漏らした疑いがあることが、関係者への取材でわかった。法務省の調査に対し、教授は漏洩(ろうえい)を認める趣旨の説明をしているという。」

産経新聞「明治大法科大学院教授が「司法試験」問題漏えいか 法務省告発を検討」(2015年9月7日)は,次のとおり報じました.

「関係者によると、この法科大学院の教授は試験前、憲法の論文試験問題などの内容を教え子の女性に漏えいした疑いがあるという。法務省が教授や受験生から事情を聴いている。
 女性は漏えいを受けたことを認めているとみられる。司法試験委員会は教授の刑事告発も視野に検討している。」


NHK「司法試験の問題内容 教え子に漏らした疑い」(2015年9月7日)は,次のとおり報じました.

「「考査委員」は法務大臣が任命する非常勤の国家公務員で、ことしは法科大学院の教授や裁判官、それに弁護士など、合わせて131人が担当しましたが、試験問題の内容などについて守秘義務が課せられています。
司法試験を巡っては平成19年、考査委員を務めた慶應大学法科大学院の教授が試験前に学生を集めて開いた勉強会で、実際の出題と関連するテーマを教えていたことが明らかになりました。これを受けて法務省は考査委員のうち、法科大学院の教授の数を大幅に減らしたほか、問題の作成に関わる考査委員については受験資格のある学生らに一切指導しないことなどを義務づけていました。」


 疑いが報じられている段階で真偽は不明ですが,もし試験問題漏洩が事実とすれば真面目に勉強して受験した人の努力を踏みにじることになりますので,起訴相当と思います.また,このような漏洩の疑いがこの1件だけなのか,調査が必要と思います.今後,複数の問題候補を作成し,くじで無作為に出題を決めるなど,漏洩を無意味にする方法も検討すべきではないかと思います.法科大学院教授または過去に法科大学院教授であった者を考査委員欠格事由にしたほうがよいと思います.もともと,法科大学院は,司法試験予備校の弊害を憂慮してつくられたもので、司法試験に合格するための勉強をさせるところではありません,実務法曹に必要なスキルを修得するための学校としてつくられ,法科大学院修了者がほぼ全員司法試験に合格するという制度設計だったはずで、そのためには法科大学院の定員は全体で司法試験合格者数より少ない人数(たとえば500人)でなければならなかったはずでした.法科大学院教授が考査委員になるのは、本来の制度設計からするとおかしなことなのです.

 大学在学中に予備試験,司法試験に合格した人は優秀とみられ,就職に有利です.他方在学中に予備試験に合格せず法科大学院に行った人はそれなりの評価がついてまわります.裁判所や一流法律事務所はできれば法科大学院に行った人より予備試験で在学中に合格した人のほうを採用したい,というのが本音でしょう.法科大学院修了の経歴がマイナスになる(スティグマになる)などということは,法科大学院ができたときには考えられなかったことです.そもそも,おのような法科大学院はであれば法科大学院は無くして,司法試験の受験資格は予備試験合格者だけにしたほうがよいのではないでしょうか.

【追記】

NHK「司法試験問題漏えい 「短答式」でも高い正答率」(2015年9月9日)は,次のとおり報じました.

「法務省によりますと××教授は漏えいの疑いがある論文試験だけではなく「短答式」と呼ばれるマークシートで複数の選択肢から正解を選ぶ憲法の問題の作成にも関わっていましたが、教え子の女性はこの「短答式」の試験の正答率もほかの問題に比べて極めて高かったことが関係者への取材で分かりました。」

フジテレビ「司法試験漏えい 明大法科大学院教授「女性への恋愛感情あった」(2015年9月9日)は,次のとおり報じました.

「関係者によると、××教授は、明治大学法科大学院の合格実績を上げるためではなく、「女性に対して恋愛感情があり、問題を教えた」という趣旨の供述をしていることが、新たにわかった。
また××教授は、論文問題だけではなく、その模範解答も女性に漏えいし、複数回にわたって、個別に指導していたという。
特捜部は、論文問題以外にマークシート方式の問題でも漏えいがないか、調べを進めている。」


上記報道が事実であれば,動機も身勝手で斟酌の余地がありません.
××教授は,2002年4月から現在までの長期間,憲法の考査委員を努めていました.
××教授による漏洩は今回がはじめてなのでしょうか.この女性はあまりにも成績が良すぎて発覚したのですが,適当に抑えた答案を書き発覚せずに合格している人がいるとしたら...


谷直樹


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by medical-law | 2015-09-07 23:52 | 司法

2015年度新聞協会賞(編集部門)

2015年度新聞協会賞(編集部門)は,「群馬大学病院での腹腔鏡手術をめぐる一連の特報」で読売新聞東京本社群馬大手術死問題取材班が受賞しました.

「閉鎖的な医療現場の壁を丹念な取材で突き崩し、先端医療をめぐる問題を明らかにした調査報道であり、社会に大きな影響を与えたスクープとして高く評価され、新聞協会賞に値する。」とのことです.

新聞協会賞は,斯界で最も権威ある賞です.
県内唯一の大学病院の白い巨塔に迫った一連の記事により,問題点が浮き彫りになり,改善の緒につくことができました.
受賞異議なしでしょう.
医療過誤に取り組む者として,私は,悪者叩きではなく,真にシステムの核心問題を衝き,改善・再発防止へつなげるものでなければならない,と思います.


谷直樹


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by medical-law | 2015-09-06 09:34 | 医療事故・医療裁判

福岡地裁久留米支部平成27年9月4日判決,絞扼性イレウスの治療の遅れによる死亡で4500万円賠償(報道)

朝日新聞「病院側の過失認め4500万円賠償を命令 福岡地裁久留米支部」(2015年9月 5日)は,次のとおり報じました.

「久留米市の新古賀病院に入院した女性(当時63)が死亡したのは医療過誤により早期の開腹手術を怠ったためだとして、夫(67)らが約6880万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、地裁久留米支部であった。太田雅也裁判長は病院側の過失を認め、病院を運営する医療法人天神会と医師2人に対して計約4500万円を支払うよう命じた。

 判決によると、女性は2009年4月6日に入院。当初は急性胃腸炎と診断されたが、4月18日、絞扼(こうやく)性イレウス(腸閉塞〈へいそく〉)による敗血症で死亡した。

 判決は、主治医らは6日に実施したCT撮影などの検査結果や症状から、その日の午後には絞扼性イレウスである疑いが強いことが認識できたと判断。「これを看過した過失がある」と結論づけた。」


私は,今,絞扼性イレウスについて2件の訴訟を担当していますが,上記報道の件は私が担当したものではありません.
絞扼性イレウスは,突然発症しますが,壊死が進む前に開腹治療を行えば腸管を保存できますし,救命できます.消化器の医師には,症状(腹痛)と検査結果(CT,造影CT,血液検査の結果)から,絞扼性イレウスの確定診断前の強い疑いの段階で開腹手術にふみきらねばなりません.絞扼性イレウスは,まれな疾患ではありませんし,症状と検査結果から確定診断までは難しい場合でも強い疑いをもつことができるものです.絞扼性イレウスの見逃しは,医療過誤として責任が問われます.
この判決が,医療現場に対し,「絞扼性イレウスの治療遅れ」の警鐘となることを期待します.

谷直樹


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by medical-law | 2015-09-06 08:11 | 医療事故・医療裁判

タバコ喫煙年齢の引き下げではなく,タバコフリー・ジェネレイション法を!

喫煙開始年齢が早いほど,タバコ依存症に陥りやすく,健康被害のリスクも高いことが知られています.
タバコ喫煙が健康に与える悪影響を考えれば,年齢引き下げはあり得ないことです.

海外では喫煙制限が18歳未満となっている国があることがあげられていますが,年齢引き下が行われた国はきいたことがありません.
ニューヨーク市がタバコを購入できる年齢を「18歳以上」から「21歳以上」に引き上げたように,世界はむしろ年齢引き上げの方向にあります.

タバコの無い社会を実現するには,現行の未成年者喫煙防止法を「新しい喫煙防止法」(タバコフリー・ジェネレイション法)に改め,同法施行時に20歳未満であった者の喫煙を禁止することがよいと考えます.
同法施行後80年もすれば,喫煙者は100歳以上の者だけになるでしょう.


谷直樹


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by medical-law | 2015-09-04 06:02 | タバコ

新潟県立精神医療センターにおける看護師による入院患者への暴力行為

新潟県は,2015年9月3日,県立精神医療センターの30代男性看護師による入院患者への暴力行為(8月24日)があり患者が全治7日間顔面裂創(左頬に2㎝大の傷)を負ったことを公表しました.

経過等は,次のとおりとのことです.

「(1)暴力を受けた患者さんは、治療上の必要から、四肢・胴の身体拘束の処遇を受けていた。
(2)身体拘束を日常生活上のため一時的に中断する場合は、原則として複数人で対応すべきところ、当該看護師が単独で、朝食のため両手の拘束を一時的に外した。
(3)その際、オムツが外れていたので、看護師が直している時に、患者さんから突然殴られ、反射的に殴り返した。
(4)当該看護師から、患者さんが急に起き上がったため、肘が当たりけがをしたと報告があったが、患者さんから話があり、当該看護師に確認したところ、虚偽の説明と暴力行為が判明した。」


再発防止策は,次のとおりです.

「(1)当該看護師に対しては看護師としての再教育を徹底する。
(2)患者さんの病状により衝動的な行動が予見される場合は、複数人で対応するという既存のマニュアルの徹底を図る。
(3)包括的暴力防止プログラムによる職員教育を徹底する。」


新潟県立精神医療センターでは,2011年7月,何者かが30代男性患者に対し腹部にペン等を押しつけて腹部打撲の傷害を負わせ,仰向けの状態で両足をつかんで床を引きずるなどして背部擦過傷の傷害を負わせ,時期は不明ですが同じ患者に肋骨などに10ヵ所の骨折を負わせた事件がありました.精神科病棟の暴力事件,は事件の特定・加害者の特定等事実の立証の壁があります.
マニュアルは遵守されなければ意味がありません.
事件から公表までがすみやかなことは評価できます.

なお,当事務所にも,医療従事者による暴力,暴言についての相談依頼がときどきありますが,それらについての相談は受けていません.専門的な医療・医学の知見を必要としない事件は医療専門ではない弁護士で十分対応できますので当事務所では取り扱っていません.当事務所は,専門的な医療・医学の知見を必要とする医療過誤事件のみを取り扱っています.


谷直樹


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by medical-law | 2015-09-04 02:07 | 医療

「医療事故調査制度における医師会の役割についてII~院内事故調査の手順と医師会による支援の実際~」

日本医師会は,2015年9月2日,「医療事故調査制度における医師会の役割についてII~院内事故調査の手順と医師会による支援の実際~」をホームページにアップしました.
残念ながら、公正適切な医療事故調査が必ずしも行われるとは限らないのが現状です.
これにより、公正適切な医療事故調査が行われ,原因究明と有用な再発防止策が実行され,医療事故が減少することを期待します.


谷直樹


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by medical-law | 2015-09-03 01:29 | 医療事故・医療裁判

BMS、藤本製薬、セルジーン、ヤンセンファーマ、武田薬品工業が重い副作用報告せず

NHK「製薬5社 重い副作用の46人を報告せず」(2015年9月2日)は、次のとおり報じました.

「副作用が報告されていなかったのは合わせて46人で、その内訳は、ブリストル・マイヤーズが30人、藤本製薬が6人、セルジーンが5人、ヤンセンファーマが4人、武田薬品工業が1人でした。
厚生労働省は5社に対して、副作用の詳しい内容の報告を求めるとともに再発防止策を取るよう指示しました。」

製薬会社が重い副作用が出ていた46人について国に報告していなかったのは、会社内の体制の問題のようです.



谷直樹


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by medical-law | 2015-09-03 01:09 | コンプライアンス

「女の子に三角関数を教えて何になる?」発言

鹿児島県の伊藤祐一郎知事は,8月27日,第2回県総合教育会議で,「高校教育で女の子にサイン,コサイン,タンジェントを教えて何になるのか。社会の事象とか,植物の花とか草の名前を教えた方がいい」と述べたそうです.翌日,口が滑ったとし撤回したそうです.

三角関数は物理,建築などに応用され日常生活に役だっているはずですが,たしかに,普通の人が日常生活で意識して使うことはすくないでしょう.しかし,教育は,人をつくるものですから,短期的な実利を追うべきではないと思います.

小川洋子さんの「博士の愛した数式」は映画化され,寺尾聰さん,深津絵里さん,吉岡秀隆さんが出演していますが,博士は,「実生活の役に立たないからこそ,数学の秩序は美しいのだ」と言っていました.
ちなみに,博士の愛した数式は,πがeのもとに舞い下り恥ずかしがり屋のiと握手するオイラーの公式です.高校生が単位円で三角関数を学ぶことができるのは,このオイラーの公式があるからです.

「女の子に・・・教えて何になるのか」という発言も問題です.明らかに偏見です.

たとえば,中島さち子さんは,音楽家・数学者として活躍しています.

Composing your own Music, Math and Life! : Sachiko Nakajima at TEDxTodai

Maryam Mirzakhaniスタンフォード大学教授は,2014年,数学のノーベル賞といわれるFields Medalを受賞しました.

Stanford's Maryam Mirzakhani wins Fields Medal」(Stanford Report, August 12, 2014)ご参照

数学が強いと,子どもに数学を教えることができます.日常生活でも親子のコミュニュケーションに役に立つでしょう.


 谷直樹


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by medical-law | 2015-09-02 04:05 | 日常

大垣市民病院,医師が検査結果確認を忘れ発見が1年半遅れた癌患者が死亡した件で1500万円賠償(報道)

岐阜新聞「検査でがん…1年半放置 患者は昨年死亡 大垣市民病院」(2015年9月1日)は,次のとおり報じました.

「大垣市民病院(岐阜県大垣市南頬町)は31日、検査でがんが見つかっていたにもかかわらず、担当した60代の男性医師が検査結果の確認を忘れたため、発見と治療が遅れ、昨年9月に市内の男性=当時(75)=が死亡する医療過誤があったと発表した。市は男性の遺族に1500万円の賠償金を支払うことで和解した。

 病院によると、男性は2012年12月6日、かかりつけ医の紹介で消化器内科を受診。検査を受け、同月21日、がんの結果が出ていたが、医師は結果を確認していなかった。医師は男性に結果が出たら、かかりつけ医に連絡すると伝えていたが、連絡も忘れ、約1年半放置していた。

 男性は14年4月28日、重い貧血と足のむくみで再度受診。検査で、胃がんと肝臓へのがんの転移が見つかった。手術は不可能と判断され、化学療法を続けたが、同年9月に亡くなった。最初の検査で治療を始めていれば、根治できた可能性があったという。」

 藤本佳則副院長が31日会見し、「医師が検査結果を患者に伝えるため受診の予約をしていれば、結果を確認する機会はあった。患者、遺族に大変申し訳なく思っている」と謝罪した。」



中日新聞「がん告知せず男性死亡 大垣市民病院、検査結果見落とす」(2015年8月31日)は,次のとおり報じました.
 
「岐阜県大垣市は31日、市民病院に入院して昨年9月に死亡した市内の男性=当時(75)=について、2012年12月に医師が胃がんの検査結果を見落としたことによるがんの転移、進行が原因だったとし、遺族に1500万円を支払うことで和解したと発表した。7日開会する市議会に議案を提出する。

 市民病院によると、男性は12年12月、貧血などがあったため、かかりつけ医の紹介で市民病院消化器内科を受診。その後、胃カメラの検査で胃がんと診断されたが、担当した60歳代の男性医師が検査結果を見落とし、患者本人に結果が伝わらなかった。

 本来は、医師が電子カルテで検査結果を確認し、その後の受診の際、患者に伝える仕組みだが、男性医師は確認を怠り、患者に次回の受診を求めることもしなかった。患者の男性に「かかりつけ医に検査結果を伝える」と言ったが、かかりつけ医にも連絡していなかった。

 患者の男性は14年4月、貧血や足のむくみを訴えて再び受診。検査の結果、肝臓にがんが転移し、手術不可能なほど進行していたことが判明。翌月から4度にわたり入院し、同年9月に死亡した。当初の段階で手術をしていれば根治が望める状態だったという。

 記者会見した藤本佳則副院長は「検査したらこちら側が責任を持って結果を本人に伝えるのが基本。院内で徹底する必要がある」と話した。市民病院では、昨年8月にも検査結果の見落としによる死亡事故があった。」


 私は癌の見逃し事件を結構担当していますが,この件は私が担当したものではありません.
 多くの検査結果は陰性なので,医師は検査結果がでたからといってその都度ただちに検査結果に目をとおすわけではありません.そこで,検査結果が陽性だった場合は,その都度直接医師に伝えるシステムが必要と思います.
 また,医師は,検査結果を患者に説明するまでが「検査」だという意識をもってほしいと思います.
 

 谷直樹


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by medical-law | 2015-09-01 22:56 | 医療事故・医療裁判