弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

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学校法人加計学園が第2の森友学園に

学校法人加計学園の第2の森友学園疑惑が報道されています.
医科系学部の新設、37億円相当の公有地の無償譲渡、96億円の補助金が市議会で可決された背景には、強い政治力があったのでしょうか?

加計孝太郎理事長は安倍晋三総理の旧友と報じられています.
昭恵夫人が学校法人加計学園の運営する認可外保育施設で講演した際に政府職員2人が同行していたとのことです
千葉科学技術大学と安倍晋三総理系人脈のつながりも報道されています.

なお,森友学園問題・PKO日誌問題で渦中の防衛大臣ですが,弁護士としては非常に少ないタイプの方です.



谷直樹

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by medical-law | 2017-03-24 03:01 | コンプライアンス

カルテット・ロス

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学生時代に,巌本真理弦楽四重奏団の定期演奏会を聞きに行っていました.
弦楽四重奏は大好きです.

冬シーズンのドラマは,「カルテット」を見ていましたが,終わってしまいました.
視聴率的には今ひとつだったようですが,満島ひかりさん,松田龍平さん,高橋一生さん,松たか子さんの醸し出す空気感が心地く,はまりました
今は,カルテット・ロスです


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by medical-law | 2017-03-22 02:30 | 趣味

医療法施行規則(昭和二十三年厚生省令第五十号)の改正

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医療法施行規則(昭和23年厚生省令第50号)においては、助産所について、分べんを取り扱うことを前提として,床面積9平方メートル以上の分べん室を設けることを設けていましたが,産後ケア等のみ取り扱い,分べんを取り扱わない助産院もあることから,そのような助産所においては、分べん室の設置を要しないことと改正されました.

○厚生労働省令第十八号
医療法(昭和二十三年法律第二百五号)第二十三条第一項及び第七十一条の六の規定に基づき、医療法施行規則の一部を改正する省令を次のように定める。
平成二十九年三月十七日
厚生労働大臣 塩崎恭久

医療法施行規則の一部を改正する省令
医療法施行規則(昭和二十三年厚生省令第五十号)の一部を次のように改正する。
第十七条第一項中「通り」を「とおり」に改め、同項第五号に次のただし書を加える。
ただし、分べんを取り扱わないものについては、この限りでない。
第十七条第二項中「基く」を「基づく」に改める。
附則
(施行期日)
第一条
この省令は、公布の日から施行する。
(罰則の適用に関する経過措置)
第二条
この省令の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。



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by medical-law | 2017-03-22 00:20 | 医療

ドラマ『LEADERS 特別編 ディレクターズカット』

b0206085_642169.jpg『LEADERS II』放映を前に,3年前にTBSで放映された『LEADERS』を再編集した『LEADERS 特別編 ディレクターズカット』が放映されましたので,長かったですが見ました.

住友銀行(ドラマでは西國銀行)支店長がトヨタに「鍛冶屋に貸す金はない」と言い放ったこと,日銀総裁一萬田尚登氏が国産の自動車産業不要論を述べていたこと,激しい労働争議があったことなど事実に基づきます.企業ドラマは面白いです.

豊田喜一郎氏がモデルの佐一郎役の佐藤浩市さんの牽引力がいいです.

石田退三氏がモデルの又造役が橋爪功さん,
豊田英二氏がモデルの正二役が椎名桔平さん,
大野耐一氏がモデルの耐介役が緋田康人さん,
神谷正太郎氏がモデルの征太郎役が神保悟志さん,
豊田章一郎氏がモデルの洋一郎役が溝端淳平さん,
一萬田尚登氏がモデルの登役が中村橋之助さんでした.

宮沢りえさん,山口智子さん,香川照之さん,萩原聖人さん,高橋和也さんらも好演していました.

2017年3月26日放映予定の,販売店のドラマ『LEADERS II』が楽しみです.


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by medical-law | 2017-03-21 06:42 | 趣味

名古屋地裁平成29年3月17日判決,てんかん治療薬投与の適応を認め,説明義務版を認める(報道)

b0206085_573174.jpg中日新聞「てんかん薬後遺症、病院側に賠償命令 名古屋地裁「説明不十分」」 (2017年3月17日)は,次のとおり報じました.

「めまいの治療に依存性の高いてんかん治療薬を使用され、重い後遺症に苦しんだなどとして、名古屋市緑区の会社員多田雅史さん(59)が、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)に約1億6千万円の賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は17日、副作用のリスクなどの「説明義務違反があった」として約117万円を支払うよう命じた。

 判決理由で朝日貴浩裁判長は「投薬の有効性や長期服用による依存の可能性を十分に説明したとはいえない」と指摘。てんかん治療薬の投与については「医学的に相応の合理性があった」として、センター側の注意義務違反を認めなかった。

 判決によると、多田さんは2004年、めまいを訴え同センターを受診。てんかん治療薬の服用を1年以上続けたが、めまいは完全にはなくならず、別の病院で薬物依存症と診断された。

 多田さんは「投与についてセンターの責任を認めなかった不当な判決」と述べ、控訴する方針。同センターは「主張が一部認められず遺憾。判決内容を検討し、今後の方針を決めたい」とコメントした。」


これは,私が担当した事件ではありません.

適応義務違反は,一般に,裁判所がなかなか認めない,ハードルの高い過失ですが,控訴審裁判所(名古屋高裁)の判断に注目したいと思います.


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by medical-law | 2017-03-20 04:59 | 医療事故・医療裁判

中津市民病院,首の腫瘍を取り除く手術の際肩の神経の一部を切断し後遺症が残った事案で560万円賠償

b0206085_4272046.jpg大分放送「中津市民病院の患者に損害賠償支払いへ」(2017年3月17日)は,次のとおり報じました.

「中津市は市民病院で医療ミスがあったとして、患者に560万円の損害賠償を支払う追加議案を17日市議会に提出しました。中津市によりますと、2015年9月中津市民病院で患者の首の腫瘍を取り除く手術を行った際、肩の神経の一部を切断しました。病院側は、事前に手術の影響でしびれや痛みなどが起きる可能性を説明しましたが、腕に想定以上の機能障害が発生しました。患者はリハビリ後も左肩にしびれなどの後遺症が残ったままということです。市は「患者に肉体的精神的苦痛を与えた」として、560万円の損害賠償を支払う方針を示し、17日の市議会で追加議案を上程しました。」

報道の件は,私が担当したものではありません.

手術により痛み,しびれが起きること自体は回避できませんので,「合併症」という言い方がされることがあります.具体的な痛み,しびれの部位,程度によっては,それが回避できない合併症の範疇に入るか否かは検討の余地があります.



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by medical-law | 2017-03-20 04:28 | 医療事故・医療裁判

東京慈恵会医科大学附属病院が画像診断書を確認せず患者が死亡した件で遺族らが再発防止を要望

b0206085_3532194.jpg日本経済新聞「画像診断見落とし患者死亡、国に再発防止を要請 遺族ら」(2017年3月17日)は,次のとおり報じました.

「東京慈恵会医大病院で肺がんの疑いがあると指摘された男性(2月に死亡)の画像診断書が約1年間放置された問題で、医療事故の遺族らでつくる市民団体「患者の視点で医療安全を考える連絡協議会」が17日、厚生労働省に再発防止に取り組むよう要請した。

 男性は2015年10月に受けたコンピューター断層撮影装置(CT)検査で肺がんの疑いがあるとされた。だが、主治医は画像診断書を十分に確認せず肺がんの疑いがある事実を見落とした。昨年10月の再入院で肺がんと判明するまで治療がなされず、男性は2月に亡くなった。同病院もミスを認めている。

 要請後に記者会見した連絡協議会の宮脇正和さん(67)は「医療従事者は、見落としなどのケアレスミスが重大事故につながるということを肝に銘じ、医療安全に対する意識を高めて共有してほしい」と強調した。

 男性の長男(30)も会見に同席し、「遺族を社会的に支援する枠組みも必要」と主張。男性は05年に別の病院で点滴用カテーテルの誤挿入後に妻を亡くしており、長男は「両親の犠牲を無駄にしないためにも、単純な医療ミスをなくすための取り組みを強化してもらいたい」と語った。」


報道の件は,被害者は知人ですが,私が担当しているものではありません.

がんの疑いがあるという画像診断はそれほど多いものではありません.
そのような画像診断があった場合,自動的に患者に要精密検査の通知が送られるようにする,直接主治医に伝えるようにするなどの対策が必要でしょう.
がんの疑いがあるという画像診断とがんの疑いがないという画像診断が同じ扱いであるのは誤っていると思います.


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by medical-law | 2017-03-20 03:57 | 医療事故・医療裁判

出張の楽しみはお弁当

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遠方の裁判所の期日もあり,出張が多いのですが,昨日は4時間40分新幹線に乗りました.
事件自体は決められたルールを無視して児に重篤な結果を発生させた非常に重いものです.

出張の楽しみは「お弁当」です.
駅弁もよいのですが,一日二食とも駅弁ですとどうしても飽きてしまいます.
昨日は伊勢丹の地下で老舗の「お野菜弁当」を購入して車内で食べました.
見た目はすこし地味ですが,野菜の味がしっかりしていて美味しかったです.

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by medical-law | 2017-03-18 11:09 | 日常

福山友愛病院会長,使用期限が迫った薬を不必要な患者に通常の8倍量投与(報道)

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読売新聞「在庫処理で薬を投与…患者6人に、通常の8倍も」(2017年3月17日)は,次のとおり報じました.

「精神科治療を行う、広島県福山市の福山友愛病院(361床)が昨年11~12月、統合失調症などの患者6人に本来は必要のないパーキンソン病の治療薬を投与していたことがわかった。

 病院を運営する医療法人「紘友会」のA会長の指示による投薬で、病院側は取材に「使用期限の迫った薬の在庫処理がきっかけの一つ」と説明。患者の一人は投与後、嘔吐し、体調不良となっていた。

 病院によると、A会長は病院で精神科医としても勤務しており、昨年11月28日~12月6日、主治医に相談せず、パーキンソン病の治療薬「レキップ」の錠剤(2ミリ・グラム)を統合失調症などの患者6人に投与するよう看護師に指示し、複数回、飲ませた。また末丸会長は、通常の8倍の投与量を指示していた。

 レキップは統合失調症を悪化させる恐れがあり、昨年12月の院内の医局会では、一部の医師がレキップ投与を批判。A会長は「在庫はどうするんじゃ。病院経営も考えろ」などと言って、聞き入れなかったという。

 当時、病院では使用期限(昨年11月末)の迫ったレキップが70錠残り、うち62錠が6人の患者に投与された。投与後、1人は体調を崩し、残り5人に体調不良は起きなかったという。」


これは私が担当した事件ではありません.
医療裁量があるので,精神科医の投薬を違法というのは難しいのですが,健康被害が生じなかった患者については医療過誤にはならないのですが,こげんぎょうさんだしたらおえんでしょう.

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by medical-law | 2017-03-18 01:02 | 医療

日本大学医学部附属板橋病院,鎮静剤プレセデックスなどの投与ミス4件(報道)

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朝日新聞「日大板橋病院で投与ミス4件 一時、心肺停止の患者も」(2017年3月16日)は次のとおり報じました.

日本大学板橋病院(東京都、平山篤志院長)で2015~16年、患者3人に対し鎮静剤プレセデックスなどの投与ミスが4件相次いで起きたことが同大学への取材でわかった。このうち1件では患者が一時心肺停止になった。

 同病院は現在、プレセデックスの使用を停止し、薬の知識不足が背景にあるとして、医師や研修医に危険薬の使用方法を記した冊子の携帯を義務づけるなどの対策をとったという。厚生労働省が関係者から事情を聴いている。

 日大によると、誤投与が起きたのはいずれも救命救急センター。15年7月、入院中の70代男性に対し、看護師が医師の指示を受けずにプレセデックスの急速投与を実施し、一時心肺停止になった。プレセデックスの添付文書では、緩やかな持続投与が厳守とされている。男性は16年9月に口腔(こうくう)底がんで死亡したが、「薬が死亡の原因ではない」としている。

 16年5月には、救急搬送された80代男性に対し、研修医がプレセデックスの急速投与を指示し、看護師が実施。さらに16年12月にも入院していた当時2歳の女児に対し、看護師が点滴の設定を誤り通常の10倍のプレセデックスを投与し、別の看護師がミスに気づいて投与を中止。約10日後には、研修医の誤った指示で解熱剤アセリオが過量投与された。この3件について「健康被害はなかった」としている。


報道の件は,私が担当しているものではありません.
大学病院,特定機能病院でも,看護師による単純な投薬ミスがおきています.
添付文書を無視した投薬方法は危険です.


谷直樹

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by medical-law | 2017-03-17 23:49 | 医療事故・医療裁判