『被災地避難所での医療活動で忘れてはならないこと』

日本医事新報2011年4月23日号に,浜名医師会理事の加藤一晴先生が『被災地避難所での医療活動で忘れてはならないこと』を書いています.御一読をお奨めいたします.
避難所生活の中で憂慮すべき問題が起きているそうです.
本来敷地内禁煙であるはずの小学校の体育館,駐車場などで,喫煙する人がいて,しかも,それを誰も注意できない雰囲気があるそうです.
そこで,加藤先生は,チリ落盤事故の教訓などを述べ,現地入りした医療支援チームが,避難所非喫煙者のさらなる健康被害を救うために,ニコチン置換療法を提供することを提唱しています.
禁断症状でタバコが吸いたくてたまらない人も,「あなたが吸わないことで子どもをはじめ吸わない人の健康被害を避けることができます」と聞けば,いずれニコチンパッチなどに手が伸びるでしょう.受動喫煙者のことを思いやる気持で,喫煙に対する意識を変えてほしいですね.
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谷直樹