『ザ・ケルン・コンサート』

『ザ・ケルン・コンサート』(The Köln Concert)は,ジャズの名盤として知られています,
キース・ジャレット氏の,1975年1月24日ケルンでの演奏です.
私は,大学時代,テレビをもっていなかったので,ラジオのFM放送を聴いていました.
FM東京の深夜番組を聴いていて,『ザ・ケルン・コンサート』が流れました.衝撃的でした.その番組のテーマ曲として使われていました.全曲(パート1とパート2)を流した夜もありました.
圧倒的な集中力で,演奏に引き込まれました.緊張感が伝わってきます.
完全即興演奏と言われていますが,この完成度の高さからすると,おそらく演奏前に周到に準備されていたと思います.

キース・ジャレット氏は,このような完成度の高い即興ピアノソロのほか,ジャズのスタンダードナンバーを演奏したもの,トリオなどの共演,クラシック音楽なども発表しています.
それぞれ,とてもよいのですが,慢性疲労症候群(CFS;Chronic Fatigue Syndrome)を患い,復帰後の1枚,『The Melody At Night, With You 』(1998) は,哀しく美しいアルバムです.
曲は,
1. I Loves You Porgy
2. I Got It Bad And That Ain't Good
3. Don't Ever Leave Me
4. Someone To Watch Over Me
5. My Wild Irish Rose
6. Blame It On My Youth/Meditation
7. Something To Remember You By
8. Be My Love
9. Shenandoah
10. I'm Through With Love
谷直樹
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