医療事故調査のための第三者機関の創設を願って

シンポジウム「医療事故調査のための第三者機関の創設を願って」が、今日、名古屋で開かれます。
■日時
平成23年5月28日(土) 午後1時より(開場12時30分)
■場所
ウインクあいち 1001会議室(10階)
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
アクセス:JR・地下鉄・名鉄・近鉄 名古屋駅より徒歩2分
■プログラム■
13:00 開会のご挨拶
(第1部)
13:05
●基調報告
堀康司(弁護士・医療事故情報センター常任理事)
13:15
●モデル事業の視点
山口徹医師(虎の門病院院長・日本医療安全調査機構監事)
13:30
●病理の視点
黒田誠医師
(藤田保健衛生大学病院病理診断科教授・日本病理学会理事、同死因究明委員長)
13:45
●院内事故調査の視点
長尾能雅医師(名古屋大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部教授)
14:00
●臨床現場の医師の視点
本田宏医師(埼玉県済生会栗橋病院副院長)
14:15
●患者・被害者の視点
永井裕之さん(医療の良心を守る市民の会代表)
14:30
●厚生労働省の視点
渡辺真俊さん(厚生労働省医政局総務課医療安全推進室長)
14:45 休憩
(第2部)
15:00
●パネルディスカッション
●会場質問
16:25
●総括
柴田義朗(弁護士・医療事故情報センター理事長)
16:30
閉会のご挨拶 増田聖子(弁護士・医療事故情報センター副理事長)
■事前申込不要 ■参加費無料 ■定員150名
■主催(お問い合わせ先)
医療事故情報センター
愛知県名古屋市東区泉1-1-35ハイエスト久屋6F
TEL 052-951-1731 FAX 052-951-1732
【5月29日追記】
毎日新聞「医療事故調査:第三者機関設立めぐりシンポ 医師や遺族ら90人参加--中村 /愛知」は以下のとおり報じました.
「医療事故調査のための第三者機関設立を目指す弁護士らのネットワーク「医療事故情報センター」(柴田義朗理事長)のシンポジウムが28日、名古屋市中村区のウインクあいちで開かれ、医師や医療事故被害者の遺族、厚生労働省の担当者ら約90人が参加した。
パネリストは、モデル事業に取り組む東京・虎の門病院の山口徹院長ら医師4人、「医療の良心を守る市民の会」の永井裕之代表、厚労省医療安全推進室の渡辺真俊室長で、同センター常任理事の堀康司弁護士が司会を務めた。
第三者機関が設立されていない現状について、渡辺室長は「いろんな意見があり、集約することは難しい」と説明した。山口院長はモデル事業などの実績をふまえ、「(調査をきちんとするには)評価する人をトレーニングして育てないといけない」と指摘した。妻を医療事故で亡くした永井さんは「これまでも、解剖されることなく、真相が明らかにならずに亡くなった被害者がいるのではないか。第三者機関の早期設立は緊急の課題」と訴えた。
同センターは名古屋市東区に事務所があり、90年から患者や遺族を支援する活動を続け、厚労省は05年からモデル事業を実施している。」
谷直樹
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