世界禁煙デー,禁煙週間

5月31日は世界禁煙デー,5月31日(火)~6月6日(月)は禁煙週間です.
喫煙が健康に与える害悪はきわめて大きく,生活習慣病を予防する上で,たばこ対策は重要な課題になっています.
しかも,受動喫煙の危険性(他人の生命健康に危害を加えることになります)やニコチンの依存性(タバコは習慣になりやすく,やめにくい)ことから,喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題です.
ジョンソン・エンド・ジョンソンのニコレット禁煙支援センターが,2011年春に新社会人になる全国の20歳~25歳の男女516名 (男女比50:50)に。2011年2月25日から26日インターネット調査の結果が発表されています.
◆ 新社会人の習慣喫煙者7.0%
厚生労働省「平成21年国民健康・栄養調査」によると,成人の喫煙は23.4%という結果でしたが,
新社会人を対象とするジョンソン・エンド・ジョンソン の調査では,
「現在習慣的に喫煙している」(7.0%)
「習慣ではないが喫煙する時もある」(4.7%)
また喫煙者のうち,
「近いうちに禁煙しようと思っている」(40.0%)
「いつかは禁煙しようと思っている」(40.0%)
でした.
近いうち,いつかは,と喫煙者は言いますが,思い立ったときにやめないと,依存に陥り,やめにくくなると思います.
◆ 喫煙イメージ
タバコを吸っている職場の男性については,3年前の調査に比べ,「ストレスが多い」「自分勝手」「だらしない」「意志が弱い」などのマイナスイメージが大幅に増えました.
タバコを吸っている職場の女性については,「ストレスが多い」「教養がない・品がない」「意志が弱い」「異性にもてない」「仕事ができない」等のマイナスイメージの増加が顕著に表れました.
喫煙者は,このように厳しくみられていることに気がついていないかもしれませんが.
◆ 職場における喫煙環境
「勤務時間中はどこにいても禁煙」(8.7%)
「職場全面で禁煙」(30.6%)
「喫煙所を設けて、そこでのみ喫煙可能」(55.6%)
と,ノンスモーカーに煙が及ばない環境を希望している新社会人が全体の94.9%で,2007年の調査に比べて15ポイントアップしています.
職場を無煙環境とすることが求められています.
谷直樹
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