イレッサ,厚労省の「やらせ」も問題です
同じことが,薬害イレッサでも行われていました.
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裁判所が和解を勧告したときに,厚労省は,マスコミ・世論を誘導するため,5学会に和解勧告に批判的な声明の発表を依頼し,うち3学会には声明文の文案を作成提供していました(厚労省内の検証チームの調査報告書).
厚労省は,5学会への要請は,「通常の職務の執行の範囲内」として不問にし,3学会への文案提供について,過剰サービスという理由で,職員を訓告処分などにしました.
しかし,その程度のことですまされる問題なのでしょうか.
薬害イレッサ原告団・弁護団は,7月27日,「こんな癒着は許さない!薬害イレッサ院内集会」を開きました.
参加議員は薬害イレッサ弁護団のサイトによれば以下のとおりです.
民主党は,川内博史議員,本多平直議員,柚木道義議員,谷博之議員,平岡秀夫議員,初鹿明博議員,三宅雪子議員,井戸まさえ議員(以上本人),宮島大典議員,今野東議員,福田衣里子議員,長尾敬議員(以上秘書)
日本共産党は,田村智子議員(本人), 高橋千鶴子議員(秘書)
自民党は,田村憲久議員(秘書)
みんなの党は,川田龍平議員(本人)
社民党は,福島みずほ議員(本人)
キャリアブレイン「イレッサ訴訟の声明文案提供「真相究明を」-原告・弁護団が集会」によれば,
「社民党の福島みずほ党首は、「(和解に応じれば)あたかもドラッグ・ラグが起きるように、問題をすり替えようとしたことが問題だ」と指摘。
「薬害イレッサ問題の解決をめざす民主党議員の会」会長の川内博史衆院議員も、「省内の検証結果は、何らの反省も問題の指摘もなく、責任の取り方も全く不十分ではないかと思う」と述べた。」とのことです.
谷直樹
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