芥川龍之介氏『煙草と惡魔』
芥川龍之介氏の短編『煙草と惡魔』の冒頭です.
「煙草は、惡魔がどこからか持つて来たのださうである。・・・よし又それが嘘にしても、その嘘は又、或意味で、存外、ほんとうに近い事があるかも知れない。―自分は、かう云ふ考へで、煙草の渡來に關する傳說を、ここへ書いて見る事にした。」
として,煙草渡來に關する傳說を書き記すわけですが,
「煙草は、惡魔がどこからか持つて来た」
これは説得力がありますね.
谷直樹
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