岩手県の公用車内での受動喫煙で健康被害,盛岡地裁に提訴
「公用車内での受動喫煙で健康被害を受けたにもかかわらず、公務災害と認められなかったのは不当だとして、岩手県遠野土木センターの男性職員(40)=遠野市=が30日にも、地方公務員災害補償基金(東京)に処分の取り消しなどを求める訴えを盛岡地裁に起こすことが29日、代理人への取材で分かった。
代理人によると、男性は2008年1月、公用車を運転した際、車内に充満していたたばこの煙に含まれる化学物質が原因で呼吸困難などを発症した。同年4月、医師から受動喫煙症と診断され、7月から1年間休職した。代理人は「男性の公務と疾病に因果関係があるのは明らかだ」と主張している。
男性は08年5月、同基金県支部長に公務災害認定を請求をしたが、09年4月、公務外災害と認定された。同年6月、同基金県支部審査会に、10年8月には同基金審査会にそれぞれ審査請求したが、いずれも棄却された。
受動喫煙による健康被害をめぐり、男性は県に慰謝料など約760万円の損害賠償などを求める訴えを起こし、盛岡地裁で係争中。」
公用車の中は,喫煙場所ではありません.公用車内の喫煙は人権侵害です.
「受動喫煙の相談に応じる弁護士のHP」ご参照
谷直樹
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