弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日本循環器学会のプレスセミナー,プラザキサは循環器専門医が投与可能な患者の見極めを

日本循環器学会のプレスセミナー,プラザキサは循環器専門医が投与可能な患者の見極めを_b0206085_8391676.jpgプラザキサ(一般名:ダビガトラン)の市販直後調査第4回中間報告(2011年3月14日~8月13日)によると,副作用による死亡例が15例,重篤な出血性の副作用が91例報告されています.
9月30日の日本循環器学会のプレスセミナーで,循環器専門医がが安全性に投与できるかを確認し,安全と判断された患者は開業医で治療を継続していただく,という考えが,心臓血管研究所の山下武志氏と大阪医療センターの是恒之宏氏から示されました.

ミクス「抗凝固薬プラザキサ「専門医による投与の見極め必要」日循プレスセミナー」(2011年10月3日)ご参照

つまり,循環器専門医が使用してみて安全に使用できるかと判断できた患者だけを,非専門医に引き継ぐ,というシステムが必要となります.

谷直樹
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by medical-law | 2011-10-03 06:05 | 医療