英医師会が政府に「自家用車も完全禁煙」を提言

英国医師会は11月16日,政府への提言を主な目的とした資料「Smoking in vehicles」で,自家用車での完全喫煙を提言しました.
根拠は以下のとおりです.
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◆ 子どもへの影響
子供が成人に比べ「呼吸回数が多い」「免疫システムが未発達」「細胞変異が起こりやすい」など,生理学的,生物学的な要因が多い,と指摘しています.
◆ 乗用車内の受動喫煙の危険性
乗用車内でのたばこの煙は,非喫煙者にかなり高いレベルの受動喫煙をもたらす強いエビデンスがあります.
●自動車の中では、たばこ煙が充満する居酒屋の23倍もの有害物質が検出されるとの報告があります.
◆ 交通安全
交通安全の観点からも完全禁煙が求められます.
● 運転者の喫煙がアルコールやマリフアナなどよりも強く自動車事故と関連していたとの報告があります.
● 運転免許を取って間もない女性の喫煙が単独自動車事故起こすことを予測できるとの報告があります.
◆ 選択の自由
選択の自由について検討していますが,英国医師会は子供や呼吸器疾患を持つ高齢者などに対するリスクを考慮するべきと主張しています.
すでに米国,カナダ,オーストラリア,南アフリカでは「子供が同乗している時」に限定した乗用車内での喫煙を禁じる法律はありますが,英国医師会の提言は,最も進んだものです.
今週,英健康福祉安全担当大臣が,議会で子供を乗せる乗用車内の喫煙禁止を検討すべきとの発言をしたのを受けて,まとめられた,とのことです.
日本では,タバコ税増税が撤回,労働安全基本法改正も法案提出見送り,兵庫県受動喫煙防止条例骨子案も後退に後退を重ねています.英国と雲泥の差です.日本も頑張らねばいけません.
あなたの健康百科「自家用車も完全禁煙を,英医師会が政府に提言書」(2011年11月17日)ご参照
谷直樹
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