謎解きは法廷で
昨日は,久しぶりに尋問でした.
日本の医師は法廷で平然と嘘を言う,と,以前,米国の弁護士が驚いていました.宗教的な背景が異なるのでしょう.
裁判は,客観的な証拠を積み重ねて立証するのが王道で,人証(証人,本人)は客観的な証拠を分かりやすく説明したり,部分的に補強する程度のものと考えておいたほうがよいでしょう.客観的な証拠の作成収集にすべての力を惜しみなく注ぐべきなのです.
ただ,そうとは言っても,尋問も状況証拠の確認の積み重ねです.じわじわと状況証拠を確認し,追い詰めていくと,事実が明らかになることも多いのです.
どうしても解けない謎がある事件も,尋問してみて謎が解けることがあります.
谷直樹
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