私の好きな冬に聴きたい10曲
事務局Hと私でそれぞれが好きな冬の曲をあげることにしました.
まずは,50代男性若干1名が選曲する冬の曲です.
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◆ モーツァルト,ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
映画「アマデウス」で.モーツァルトが雪の中酒場に行くシーンで第1楽章が使われていました.映画「アマデウス」のエンディングでは第2楽章が流れます.
◆ グリーグ,朝の歌
清少納言は「冬は つとめて」と書いています.「つとめて」は早朝の意味です.
そこで,朝の曲を一つあげます.
ペール・ギュント組曲の「朝の歌」は,本来サハラ砂漠の日の出の情景のはずなのですが,曲からは北欧のさわやかな冬の朝が想起されます.エドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグがノルウェーの作曲家だからなのでしょうか.
◆ シベリウス,ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47
フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの曲は,冬にぴったりです.
「極寒の澄み切った北の空を、悠然と滑空する鷲のように」(シベリウス),第1楽章が始まります.
アンネ=ゾフィー・ムター氏とアンドレ・プレヴィン氏の演奏が好きです.演奏は1996年ですから,結婚,離婚の前です.
◆ シベリウス,樹の組曲作品15
「ピアノのための5つの小品」を,舘野泉氏が,「樹の組曲」と名付け,日本に紹介しました.広まったのは,曲の雰囲気もありますが,このネーミングの功績もあると思います.
第1曲-ななかまどの花が咲く時
第2曲-孤独な松の木
第3曲-はこやなぎ(ポプラ)
第4曲-白樺
第5曲-樅の木
◆ リスト,雪あらし
次は,フランツ・リストの「超絶技巧練習曲 Transcendental Etudes」の第12曲「雪あらし」です.
定番ですが,クラウディオ・アラウ氏で聴きたいです.
◆ ドビュッシー,雪の上の足跡
前奏曲集第1巻の第6曲です.「雪の上の足跡」
クリスティアン・ツィマーマン氏の演奏が好きです.
◆ ドビュッシー,雪は踊っている
子どもの領分の第4曲The Snow is Dancing です.繊細な名演奏が多いですが,一度,アレクシス・ワイセンベルグ氏の演奏を聴いてください.ドビュッシーの硬質な美しさがよくわかります.
◆ シューマン,トロイメライ
ローベルト・シューマンの「子供の情景 Op.15」の第7曲です
冬の暖かい室内で夢見心地の子ども,それがトロイメライです.
これも名演奏が多いのですが,私はウラディミール・ホロヴィッツ氏の演奏を繰り返し聴いてきました.
◆ チャイコフスキー,くるみ割り人形
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーのバレエ音楽くるみ割り人形は,クリスマス・イブの物語です.お菓子の国の魔法の城で,お菓子の精,花の精が踊る曲は,華やかでです.私は,すこし早めの演奏のほうが好きです.
◆ ホワイト・クリスマス
ビング・クロスビー氏の歌うホワイト・クリスマスは,アメリカの古き良き時代の象徴です.なにかほっとします.
谷直樹
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