水俣病認定訴訟,最高裁で2訴訟とも勝訴しないと正義は残らない
「国の対応などを相次ぎ批判する水俣病被害者団体の集会=30日、水俣市公民館 水俣病公式確認から56年を迎える5月1日を前に、被害者互助会など7団体が30日、熊本県の水俣市公民館で集会を開いた。関係者ら約150人が参加。逆転敗訴した認定義務付け訴訟大阪高裁判決や、特別措置法による救済申請を7月末で締め切る行政の対応に、「被害者切り捨てだ」などと批判が相次いだ。
福岡高裁の認定義務付け訴訟で逆転勝訴した「溝口訴訟」原告側代理人の山口紀洋弁護士は、「同じ問題で高裁の判断が分かれた。最高裁では溝口訴訟の勝訴も危うくなる」と指摘。「両方とも勝たなければ、水俣病被害者は一生浮かばれず、正義は残らない」と呼び掛けた。
熊本学園大の花田昌宣教授は「住民を守るべき行政が幕引きを図ろうとしている。水俣病の問題は終わらせてはいけない」と述べ、「負の教訓を未来に生かし、誇りを持てる水俣にするべきだ」と話した。」
逆転勝訴した福岡高裁判決(担当弁護士山口紀洋先生)と逆転敗訴した大阪高裁判決が,ともに最高裁にあがっています.
最高裁判決に期待いたします.
ちなみに,南日本新聞に,山口紀洋先生の写真が載っています.
谷直樹
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