国立ハンセン病療養所栗生楽泉園自治会,園内に外来入院できる病床設置を要望へ
「国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園(くりうらくせんえん)」(草津町草津)の自治会は5日までに、園内に外来入院できる病床設置を厚生労働省に求めることを決めた。一般市民も同園の医師の診療を受けられるようにするのが狙いで、来年度の実現を目指す。今後、住民ニーズの調査や吾妻郡医師会との調整を経て具体的な計画を作り、同省に提出する。【奥山はるな】
外来入院できる病床の設置は、同園自治会が02年に草津町などと共同して打ち出した「将来構想」の一環。ハンセン病への偏見や差別を懸念し、町内の2470世帯に「園での診療や入院に抵抗はないか」などと同年にアンケートを実施。1606件の回答が寄せられ、7割以上が「抵抗はない」「抵抗はあるが改善すればよい」と答えている。
同園内には、132人(11年10月現在)が入所しており、医務室に週数回来る医師が、内科、外科など7科をそれぞれ担当し、診察、治療を行っている。アンケートでは、人口7069人の同町内になく、園内にある眼科や耳鼻科の利用を希望する声が多かった。」
偏見を乗り越え,是非実現していただきたく思います.
谷直樹
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