第13回産科医療補償制度運営委員会,第4回制度見直しの検討
現行制度は,「分娩に関連して重度脳性まひを発症した児」を要件の一つとしていますが,「関連」の判断が難しいため,周産期の要因で発症した場合に対象を広げるよう求める意見があります.
現行制度は,生後6か月未満で死亡した児は対象となりませんが,生後6か月未満で死亡した児と,6か月を過ぎて死亡した児の格差が大きい,との指摘もあります.
児の生死や重症度などによって補償金額に差をつけるべきとの意見もあります.
9月以降,1)補償の対象範囲,2)補償金,3)調整の在り方,4)原因分析の在り方,5)運営組織の機能分割などについて検討されます.
キャリアブレイン「産科補償見直しの議論、9月から本格化- 補償金支払い方法などが焦点」参照
なお,前回の「第12回産科医療補償制度運営委員会 議事録」が日本医療機能評価機構産科医療補償制度運営部のサイトにアップされました.
谷直樹
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