厚生労働省, たばこの全成分を銘柄ごとに分析
「厚生労働省は、たばこの成分を銘柄ごとに全て分析し、たばこ製造業者に対する規制強化や受動喫煙対策を検討する有識者会議を年内にも発足させることを決めた。
タールやニコチン以外にも、たばこには香料などの添加物が多く含まれており、全ての成分や、燃焼時の化学変化の結果を調べることで、より正確に健康への影響を把握し、今後の対策に反映させる狙いだ。
同省が2000年度に成分調査を行った際は、あらかじめ決めた約30種の有害物質に絞った含有量の測定にとどまっていた。今回は成分の全てを分析し、明確でなかった発がん性物質などの含有率データも公表する方向だ。具体的には、日本で消費量の多い10銘柄程度を選び、外部の研究機関にたばこ及びその煙の成分の分析を依頼する。その結果に基づき、有識者会議が検討を行う。」
タバコ煙には多くの有害な添加物が含まれていますし,海外のタバコ会社が添加物によりニコチン依存を効果的にコントロールしてきたことは良く知られています.
調査結果に期待します.
タバコ会社の利益を代弁する者は,公正な意思形成のための有識者会議から排除すべきでしょう.
谷直樹
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