薬害オンブズパースン会議,「西友の登録販売者試験不正受験問題に関する緊急要望書」
医薬品の販売において。薬剤師らの指導の下で1年間毎月80時間以上医薬品販売や相談の補助を行った実務経験等を有する者が,都道府県知事の行う試験に合格することで,登録販売者資格が得られます.
ところが,上記の実務経験のない者に実務経験証明を発行するなど不正が相次ぎました.
そして,西友が従業員に業務内容や従事時間を偽った実務経験証明書を従業員282人に発行していたことが発覚し,企業イメージを下げることになりました.このうち200人が19都道府県の試験で合格したとのことです.しかも,不正は,平成20年から続いていた疑いが報じられています.
ただ,これは,西友に限ったことではないかもしれません.
薬害オンブズパースン会議は,2012年11月14日,厚生労働大臣宛に,「西友の登録販売者試験不正受験問題に関する緊急要望書」を提出しました.
要望の趣旨は,以下のとおりです.
「1 登録販売者試験の受験要件である実務経験に関する証明資料として、従事した業務内容や薬剤師の指導内容を記載した月毎の報告書を提出させるよう制度改正をすること
2 登録販売者試験の不正受験が行われた場合の法的制裁として、(1)不正受験者に対する将来5年間の受験資格停止、(2)不正な実務経験(見込)証明を行った医薬品販売業者に対する将来5年間の実務経験証明禁止を内容とする制度改正をすること
3 各都道府県に対し、速やかに、(1)過去の実務経験証明に西友と同様の不正が存在したか、(2)医薬品販売業者の実務経験証明の実態がいかなるものかについて調査を実施し、今年度中にその調査結果を公表するよう指導すること」
谷直樹
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