第21回国民の医薬シンポジウム「がんの薬物療法について考える その批判的・科学的検討」
しんぶん赤旗「抗がん剤治療を検討 医薬シンポ イレッサ不当判決批判」(2012年11月24日)は,次のとおり講演の内容を紹介しています.
◆ 吉村良一氏(立命館大学法科大学院教授)
「イレッサの副作用で死亡した遺族らが国とアストラゼネカ社を訴えた裁判で、原告を敗訴させた東京・大阪両高裁の判決について、その不当性を「副作用に関する指示・警告が不適切」という観点から、製造物責任法をもとに批判しました。」
◆ 福島雅典氏(先端医療振興財団臨床研究情報センター長)
「「がん治療を35年間、専門にしてきた。がんの制圧はできる。それは薬物に頼るのではない。予防と早期発見がカギを握る」
また福島氏は、肺がん治療薬イレッサについて海外から重篤な副作用が報告されていたのに、日本で承認したことを鋭く告発。副作用で大量の死亡者を出したメーカーや国、学会関係者の「人間性が問われる」と指摘しました。」
谷直樹
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