弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

US-CERT,Java の深刻な脆弱性で,Javaを無効にするよう推奨

米国国土安全保障省のコンピュータ緊急事態対策チームは,米国時間の1月10日,Javaがインストールされているシステム上で,任意のコード実行につながる深刻な脆弱性が存在することを報告し,Javaを無効にするよう推奨しました.

日本の「Japan Vulnerability Notes(JVN)」に掲載された「JVNTA13-010A」は,以下のとおりです.

「Oracle Java 7 に脆弱性
緊急

Oracle が提供する Java 7 には、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。

以下の製品を含む、全ての Java Platform Standard Edition 7 (1.7, 1.7.0) を使用しているウェブブラウザ等のシステム

•Java Platform Standard Edition 7 (Java SE 7)
•Java SE Development Kit (JDK 7)
•Java SE Runtime Environment (JRE 7)

Oracle が提供する Java 7 には、Java のサンドボックスを回避され、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。
なお、本脆弱性を使用した攻撃コードが公開されており、攻撃も観測されています。
細工された Java アプレットが埋め込まれたウェブページや、Java Network Launching Protocol (JNLP) ファイルを開くことで、任意のコードが実行される可能性があります。

2013年1月11日現在、対策方法はありません。

ワークアラウンドを実施する
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
•ウェブブラウザの Java プラグインを無効にする」


多少不便でも,現段階では,Javaを無効にするかアンインストールするのがよいようです.
私は,Javaをアンインストールしましたが,とくに大きな不便は感じませんでした.


谷直樹

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by medical-law | 2013-01-13 02:22 | 日常