米FDA,タミフル後発品を自称する「ジェネリック・タミフル」等の未承認抗インフルエンザ薬に警告(報道)
「米食品医薬品局(FDA)は16日、当局が承認していない抗インフルエンザ薬の後発版や、インフルエンザを予防、治療、治癒すると主張する未承認製品の服用を避けるよう患者に警告していることを明らかにした。
FDAはこの数週間で、当局が承認していない抗インフルエンザ薬を販売している疑いのある小売業者10社に対して警告書簡を送った。書簡に引用された製品には、FDAがこれまで承認していない「ジェネリック・タミフル」というスイスの製薬大手ロシュ・ホールディング(ROG.VX) の「タミフル」の後発版があった。FDAは、「インフルエンザ予防注射の最も効果的な代替薬」などと不正な主張をしている製品の撤収を要請した。
一部のオンライン小売業者はすでに措置を講じている。FDAの健康詐欺担当のゲーリー・クーディー氏によると 11日に警告を受けたコーシャー・ビタミン・エクスプレスは感冒・インフルエンザ薬「ザーラーズ・コーシャー・アブリーブ・アドバンスド・コールド・フル・フォーミュラ」などの製品をウェブサイトから削除している。
「www.topsavingspharmacy.com」や「www.sundrugstore.com」を運営する小売業者も11日に警告を受けたが、依然としてFDA未承認の「ジェネリック・タミフル」を販売している。
コーシャー・ビタミンの幹部や、これらのウェブサイトにコメントを求めたが返答はなかった。」
日本では,未承認薬を使用するためには,ネットでいわゆる個人輸入代行業者から購入する,その未承認薬の治験に参加する,コンパッショネート・ユース(CU)による,しかないのですが,それぞれ問題があります.
ロシュが製造販売する「タミフル」の後発版を自称する「ジェネリック・タミフル」は,誤解を招きますね.
谷直樹
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