禁煙推進学術ネットワーク,タバコ煙にもPM2・5,喫煙可能な店舗は北京市と同水準(報道)
「喫煙の害を啓発する医科歯科系学会の組織「禁煙推進学術ネットワーク」(事務局・兵庫県尼崎市)は22日、厚生労働省で会見し、大気汚染が進む中国からの飛来が社会問題化している微小粒子状物質「PM2・5」がたばこの煙にも含まれるとして、屋内の全面禁煙化を訴えた。
PM2・5は車の排ガスや工場のばい煙などに含まれ、呼吸器系疾患を引き起こすとされる。
会見では、産業医科大の大和浩教授(産業医学)が、飲食店でのPM2・5濃度の測定結果を報告。喫煙可能な店舗では北京市と同水準だったとし、「分煙しても煙の漏れは防げない。非喫煙者や従業員の健康を守るためにも、全面禁煙化が必要だ」と指摘。神戸・三宮の路上喫煙所から離れた地点では国の環境基準を下回ったとのデータも示し、「受動喫煙がなければ、環境は良好に保たれる」と強調した。
同ネットワーク委員長の藤原久義・県立尼崎病院長は「大気汚染だけでなく、喫煙者がPM2・5で肺がんなどのリスクを高めていることも知るべきだ」と主張した。」
健康のために,受動喫煙をなくしましょう.
谷直樹
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