「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針の改正に関する説明会」
ヒトゲノム・遺伝子解析研究をより行いやすくするための改正です.
3省によると,改正のポイントは,以下のとおりとのことです.
「(1)既存試料・情報の外部提供
長期的な追跡研究を適正に実施するため、外部の機関が保存している既存試料・情報を、連結可能匿名化の状態で提供する場合の要件・手続等を整備。
(2)インフォームド・コンセント
試料・情報の提供を受ける場合であって、将来的に他のヒトゲノム・遺伝子解析研究への利用や他の研究機関への提供が想定されるときは、その可能性や利用手続等について、試料・情報の提供者に十分な説明をした上で、インフォームド・コンセントを受けるものとするよう規定を改正。
(3)遺伝情報の開示
ヒトゲノム・遺伝子解析研究により得られる遺伝情報については、試料・情報の提供者の健康状態等を評価するための情報として精度や確実性が十分でない場合があること等から、遺伝情報の開示に係る要件・手続等の規定を改正。
(4)安全管理に配慮した遺伝情報の取扱い等
遺伝情報の取扱いに係る安全管理措置の明確化や、研究者及び倫理審査委員会の委員に対する教育・研修に係る規定の整備等を実施。」
また,「改正ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」についての説明会が,平成25年3月18日(月)に開催されるとのことです.
谷直樹
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