日本看護協会,看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン
「医療界では初めての取り組みであり、画期的なものです。看護職は24 時間365 日、夜勤・交代制勤務を行って患者の健康と生命を守り働いています。一方で、夜勤・交代制勤務と生活の両立の難しさは離職の原因ともなり、過度な負担は心身への影響や医療事故のリスクを高めるという研究結果もあります。
本会は「看護職の安全と健康が、患者の安全と健康を守る」という基本認識の下、看護職が安全で健康に働き続けられる職場づくりを進めるため、現場の実態と労働科学の最新の知見を踏まえて、夜勤・交代制勤務の負担を軽減しリスクマネジメントに役立てるためのガイドラインを作成しました。ガイドラインでは、夜勤・交代制勤務の現状と課題を整理した上で、「組織で取り組む対策の提案」(第4 章)として、勤務編成の基準やマネジメントのポイント、人事労務管理の着眼点などを解説しています。また、一人一人の看護職が生活していく中で「個人で取り組む対策の提案」(第5 章)も紹介しています。
ガイドラインは全国の医療機関などに配布するとともに、全文を本会公式ホームページでご覧いただけます。また、資料を追加した有料頒布版を、5 月末に発売予定です。」
これを機に,看護職の労働環境が改善されることを期待いたします.
谷直樹
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