弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

吉永小百合さん,国立ハンセン病療養所大島青松園訪問し,詩人塔和子さんと再会

吉永小百合さんは,ドキュメンタリー映画「風の舞~闇を拓く光の詩~」で塔和子さんの詩を朗読しました.映画「北のカナリアたち」の上映会を国立ハンセン病療養所大島青松園で開き,舞台挨拶を行いました.


四国新聞社「吉永小百合さん、大島青松園訪問/主演映画上映」」(2013年3月25日)は,次のとおり報じました.

「女優の吉永小百合さん(68)が24日、香川県高松市庵治町の国立ハンセン病療養所大島青松園であった主演映画の上映会に訪れ、舞台あいさつを行った。一般の参加者約100人に対し、映画の見どころのほか、同園在住の詩人塔和子さんとの出会いや、その詩の素晴らしさを紹介し、「この島の歴史を一人でも多くの人に知っておいてもらいたい」と訴えた。

 吉永さんは2003年、塔さんの半生を描いたドキュメンタリー映画「風の舞」で詩の朗読を担当。09年4月に同園を訪れて入所者と親交を深め、シダレザクラの苗木を贈るなどの交流が続いている。

 この日、上映されたのは北海道の離島を舞台にした「北のカナリアたち」。全国各地で上映会を開く中、塔さんとの再会を望む吉永さんが、主催する東映に働き掛け、同園での上映会が決まった。

 舞台あいさつで吉永さんは、「物語は違うけれど、苦悩する人の胸の内を描いた二つの映画と、二つの島を重ね合わせて考えることがある」と話し、「塔さんの詩に感激している。島の高台にあるモニュメント『風の舞』はぜひ見て帰ってほしい」と力を込めた。

 塔さんや入所者一人一人に声を掛けて回った吉永さん。「生きることに一生懸命になろうという塔さんの思いを、これからも伝えていく」と誓っていた。」



毎日新聞「吉永小百合さん:大島青松園を訪問 主演の「北のカナリアたち」上映会、入所者と再会喜ぶ /香川」(2013年3月26日)は,次のとおり報じました.

「女優の吉永小百合さんが24日、高松市庵治町の国立療養所大島青松園を訪れ、主演映画「北のカナリアたち」(2012年)の特別上映会で舞台あいさつを行った。入所する詩人、塔和子さんらとの再会を望む吉永さんが同園での上映会を望み、上映会が実現した。

 吉永さんは塔さんの詩に感銘を受け、詩をモチーフにした宮崎信恵監督の映画「風の舞」(03年)で、詩の朗読を担当した。その縁で塔さんと文通するなど同園の入所者と交流を続け、09年にも同園を訪れている。
 舞台あいさつで吉永さんは映画撮影時の秘話なども披露し、「きょうは皆さんと会えるのを楽しみにしていました。ゆっくりと楽しんでください」と話した。その後、会場を回って塔さんら入所者に声を掛け、再会を喜んでいた。
 吉永さんは「隔離されて入所した方々の厳しさは計り知れないものがあります。少しでもその思いが分かったらと思い続けています」と語った。【久保聡】」


谷直樹

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by medical-law | 2013-03-29 03:14 | 人権