兵庫県の病院,抗がん剤の点滴漏れ(血管外漏出)事故で謝罪(報道)
「県は29日、県立加古川医療センターで昨年12月、加古川市内の60代女性に抗がん剤を投与中、点滴針が外れて抗がん剤が皮下組織に漏れるミスがあったと発表した。女性は左胸に重度の皮膚潰瘍ができ、左乳房を切除した。
県病院局によると、同センターは乳がん患者だった女性の右乳房切除手術後の昨年12月4日、化学療法のため血管に抗がん剤を投与した。約40分間の投与中、体内に入れたチューブのシリコン部分から点滴針が外れているのに女性看護師が気付かず、抗がん剤がチューブから皮下組織に漏れ出した。女性は左胸の広範囲にわたって皮膚潰瘍ができ、今年1月15日に壊死(えし)した左乳房の切除と皮膚移植の手術を受けた。
県はミスを認め、患者側に謝罪、損害賠償の話し合いにも応じるという。【桜井由紀治】」
抗がん剤の点滴漏れ(血管外漏出)事故は,人手不足の医療現場では比較的多い事故です.責任なしとは言えないことが多い類型の事故の一つです,
谷直樹
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