日本産科婦人科学会,産婦人科勤務医の勤務条件改善のための提言
「1.産婦人科医は、分娩取扱施設の大規模化と交代勤務制の導入を推進すること。
2.産婦人科医は、他の診療科の医師および他職種との連携を強化することを通じて、勤務環境の改善に努力し、産婦人科医としての本来業務の遂行に支障のない体制の整備に努力すること。
3.医療機関の責任者は、産婦人科医の労働実態を正確に把握し、医師及び医師以外の職種の職員の増員を行うこと等によってその勤務条件の緩和のために最大限の努力を行うとともに、時間外労働に対して適正な割増賃金を支払う等、適切な処遇を行うこと。
4.国は、医療機関が赤字に陥ることなく適正な時間外割増賃金を支払うことが可能なよう、診療報酬等の対応を適切に行うこと。」
分娩取扱施設の大規模化の必要性は,当職も常々言ってきましたが,安全な医療のためにも是非実現していただきたいと思います.
診療報酬の改定を待たずに,法を遵守して適正な時間外割増賃金を支払うことを先行していただきたい,と思います.
谷直樹
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