薬害肝炎検証委員会の最終提言において設置が求められている第三者組織
ところが,実効性のある医薬品行政監視・評価する第三者組織設立は,監視・評価される側の反対が強く,難航しています.
朝日新聞「薬害監視機関の設置法案、提出見送り 厚労省」(2013年5月11日)は,次のとおり報じました.
「薬害を防ぐために医薬品行政を監視する第三者機関を新設する法案について、厚生労働省は今国会への提出を見送ることになった。新設を求めていた薬害被害者らが内容が不十分として反対する方針でまとまり、政府を支えてきた超党派の議員連盟も10日、断念を決めた。次期国会以降の見通しは立っておらず、新設は厳しい状況になった。・・・」
薬害を繰り返してきたこの国の医薬品行政を監視・評価する第三者組織設立は,形だけのものであってはならないでしょう.実効性のある第三者組織の設立すべきでしょう.
谷直樹
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