34%のがん患者ががんになって人生の点数が上がったと回答
「がんと診断された時の患者の精神状態は、「自分の病気を落ち着いて受け止めている」が64%と最多。心理面では、「家族に心配をあまりかけたくない」が患者と家族はともに60%を超えた。「悩みを相談できる人がいるか」と聞いたところ、患者の81%が「いる」と回答した一方、家族で「いる」と答えたのは59%にとどまった。
がんが身近にある現在と、それ以前の人生を点数として比較した場合、「上がったと思う」と答えた患者は34%、家族は21%だった。「あなたらしい生活とは」との設問に患者は、「自分のやりたいことをする」(37%)、「普段通りと変わらない生活を送る」(24%)、「治る希望を持ち続ける」(13%)などと答えた。」
岡山大大学院医歯薬学総合研究科の内富庸介教授の「患者や家族はがんになったことをプラスにとらえ、そこから何か気付いたり得たりすることもある」「患者だけでなく、家族のケアも大事。患者より家族の方が、相談相手が少ないという現状がみられる」というコメントも紹介しています.
がんに対する受け止め方の違いが浮き彫りになった調査と思います.
谷直樹
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