半沢直樹,100倍返しで子会社出向
続編,映画化への布石と思われます.今度は頭取さらに東京中央銀行の体質そのものとの戦いになることでしょう.
東京編の半沢直樹は,金融庁と対立する(監督官庁と対立するのはおよそあり得ないことでしょう.),取締役会を私怨(少なくとも第三者には私怨にみえてしまいます)を晴らす場にし土下座を強いる,など(ドラマとは言え)やり過ぎが目立ちました.
半沢直樹は,島耕作のようにとんとん拍子に出世することはあり得ないでしょう.
大和田常務に対しては経営能力のない妻を責め,岸川部長に対しては娘の結婚をネタに脅す,というのは,ダーティで,共感し難いです.正義の戦いなのですから,正々堂々と戦ってほしかったです.
もっとも,岸川部長にしても,「ああ見えても・・・」などと言っていないで,娘の幸福を願うなら,父親として黒崎との結婚に断固反対すべきでしょう.
「人間のむなしさを十分知ろうと思うなら、恋愛の原因と結果とをよく眺めてみるだけでいい。原因は、「私にはわからない何か」(コルネイユ)であり、その結果は恐るべきものである。」(ブレーズ・パスカル)
谷直樹
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