伝説の判事吉田久と彼を支えた家族の物語、『気骨の判決』
昭和20年3月1日の大審院判決は、この衆議院選挙を無効としました.
その大審院第三民事部の裁判長が、伝説の判事吉田久氏です.
NHKの記者で2002年から2006年まで司法クラブに所属していた清永聡(きよながさとし)さんが「気骨の判決 -東條英機と闘った裁判官-」(新潮新書)を書いたことで、吉田久氏の生涯が知られるようになりました.、
劇団俳優座が、『気骨の判決』を2013年11月15日(金)から同年同月24日(日)まで、紀伊國屋ホールで公演します.
竹内一郎氏作、川口啓史氏演出です.
「太平洋戦争中の昭和17年、東條英機総理大臣の下、国政に全体的に賛成する議会を作るべく総選挙が行われた。政府への批判は非国民とされ露骨な選挙妨害が相次ぎ、各地から選挙無効の訴えが大審院に持ち込まれた。他の民事部が原告敗訴の判決を出す中、正義を求め続けた男がいた…大審院第三民事部部長(裁判長)吉田久。政府の圧力に屈することなく、真実を見つめたひとりの裁判官と彼を支えた家族の物語。」
谷直樹
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