八戸市の病院,男児の死亡事故で提訴される(報道)
「2008年に八戸市内の市立小学校で、体育の授業中に同級生の足が頭に当たり、不調を訴え八戸市民病院に運ばれた男児が死亡したのは医師が適切な処置をしなかったためとして、両親が同病院を管理する市に160万円の損害賠償を求め、青森地裁八戸支部に提訴した。提訴は2日付。
訴状によると、男児は2008年6月16日、体育の授業中に、同級生の足が頭に当たり具合が悪くなり、その後、右半身が動かず言葉を話せない状態となったため、八戸市民病院に救急搬送された。
男児は脳浮腫を起こしたため同19日夜に開頭手術が行われた。しかし原告側は、担当医師が遅くてもその前日の18日午前までに手術するべき注意義務があったと主張している。原告側は逸失利益など計6500万円の請求権があるとしているが、今回の訴訟での請求額は、葬儀費用等の経費相当額にとどめた。両親は本紙取材に「息子のため、何が起きたのかを知りたい」と話した。一方、市民病院管理課は「訴状は届いているが、コメントできない」とした。」
デーリー東北新聞「市民病院の処置不適切」 八戸市を提訴」(2013年12月24日)は,次のとおり報じました.
「2008年7月、八戸市立市民病院に入院していた同市の男子児童=当時(11)=が死亡したのは、医師の処置が適切ではなく注意義務違反があったとして、市内在住の両親が23日までに、病院を開設、運営する市に損害賠償を求め、青森地裁八戸支部に提訴した。・・・」
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谷直樹
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