山形県立中央病院,小児が心臓手術後脳死状態となり2か月後に死亡した事案で提訴される(報道)

「県立中央病院でおととし、心臓の疾患の手術を受けた10歳の女の子が手術後に死亡したのは医療ミスが原因として、村山地方に住む女の子の両親が県を相手取り7000万円余りの損害賠償を求め、提訴した。訴えによると、おととし8月、村山地方の10歳の女の子が山形市の県立中央病院で心房中隔欠損症という心臓の疾患の手術を受けた。手術後、女の子は脳死状態となり、およそ2か月後に死亡した。病院側は、院内に設置した医療事故調査委員会の検証で医師の処置に関して「判断は妥当」、「医療者側に過失があったとは言いがたい」と結論づけた。それに対し、女の子の両親は病院側の医療ミスによって娘は死亡したとして、病院を管理する県に7200万円余りの損害賠償の支払いを求めている。提訴について被告の県側は「訴状の内容を確認し、裁判を通して主張を明らかにしていく」とコメントしている。」
詳しい事情はわかりませんが,院外の第三者委員を含めて患者側も納得できる形態の事故調査が行われていれば,あるいは提訴にはいたらず解決できた事案なのかもしれません.
谷直樹
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