大学病院 ガーゼ遺残事故等を公表(報道)
「横浜市立大学付属病院(金沢区)と市立大学付属市民総合医療センター(南区)は10日、2013年度に発生した医療事故を公表した。付属病院では13年4月、高濃度の酢酸液を誤注入して患者が死亡したほか、14年3月に患者の左足傷口内からガーゼ1枚が見つかるミスがあった。医療センターでは医療事故はなかったという。
付属病院は、昨年4月の死亡事故はすでに公表。今回患者の体内からガーゼ(30センチ四方)が見つかった事故を新たに公表した。
1月に脳神経外科で腫瘍の摘出手術を受けた60代の女性患者が、左太ももの腫れなどを訴えたことで発覚した。女性は手術の際、筋膜を採取するため左太ももの一部を切った。その後、内部に血がたまったため再び切開して血を取り除いた際、血止めで傷口に入れたガーゼを取り忘れて縫合したとみられる。ガーゼは3月下旬に除去した。
また、医療事故には至らなかったものの、「ヒヤリ」「ハット」事例の報告は付属病院が5521件(前年度比78件増)、医療センターが7668件(同1017件増)で、ともに集計を始めた00年度以来で過去最多だった。」
ガーゼなどの異物を体内に残してしまう事故は,これまでもさんざん起きていて枚数確認を行って注意しているはずなのですが,未だになくなりません.慣れによって緊張感がなくなり,ルーズになってしまうのでしょうか.
谷直樹
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