医療事故調査制度の施行に係る検討会第2回会議
「来年10月から始まる「医療事故調査制度」で26日、運用指針を協議する厚生労働省の検討会(座長・山本和彦一橋大学大学院教授)が開かれた。2回目の検討会では「予期せぬ死亡」があった際、病院から民間の第三者機関への届け出のあり方などが議論されたが、意見が対立した。
この中で委員からは「事故内容は調査後に異なる場合があるため、届け出の項目や事故内容は最低限にすべき」との意見が出る一方、「当初の認識など分かる範囲で事故内容も明らかにすべき」といった反論が出された。届け出の期限についても、患者の死亡から24時間以内~1カ月と意見に大きな隔たりがあった。
次回会合では、意見集約に至っていない届け出対象となる患者の死亡例の範囲や、第三者機関が行う調査結果の記載事項、遺族への説明のあり方などについて集中的に議論する。
検討会は医療関係者や弁護士、医療事故被害者の遺族らが委員に就任している。」
「第2回医療事故調査制度の施行に係る検討会 資料」はコチラ
医療事故調査・支援センターへの報告事項
宮澤潤氏,加藤良夫氏,河野龍太郎氏 堺常雄氏,髙宮眞樹氏 医療事故の内容も
小田原良治氏,大磯義一郎氏,松原謙二氏 医療機関名,日時、患者情報など最低限に
報告はいつまでに
加藤良夫氏,永井裕之氏,河野龍太郎氏 速やかに(24時間内程度)
小田原良治氏 一か月
調査報告書に再発防止策を書くか否か
加藤良夫氏,河野龍太郎氏,堺常雄氏,鈴木雄介氏 積極意見
小田原良治氏 消極意見
医療事故調査・支援センターは1つか2つか
土生栄二氏 1つ
松原謙二氏 2つ
以上のように意見は分かれました.
谷直樹
ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
↓

にほんブログ村