岡谷市の病院,右手関節腱鞘炎を手根管症候群と誤診し手術した事案で提訴される(報道)
「長野県岡谷市の市立岡谷病院で2012年9月に整形外科手術を受けた都内の40代女性が、医師の疾病誤認により必要のない部位を切開される医療ミスがあり、女性側が市病院事業に約316万円の損害賠償を求める訴訟を地裁諏訪支部に起こしていたことが分かった。
市病院事業によると医師は女性の疾病を手根管(しゅこんかん)症候群と診断し、手術をした。執刀中に患部に疾病の症状がなく、右手関節けんしょう炎だったことが分かり、切開した部位を縫合、正しい手術をした。
病院側はミスを認め、医師や職員らが本人や家族に謝罪、補償などについて話し合いを進めてきたが、折り合わなかった。提訴は昨年12月24日付。病院担当者は「裁判でも誠意を持って対応したい」と話した。」
これは,右手関節腱鞘炎を手根管症候群と誤診し手術したことに過失があることは争いがなく,賠償金額の算定に争いがある事案のようです.
谷直樹
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